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またひとつ、ダルビッシュ有に関する明るい話題が入ってきた。先週はオープン戦で好投した後、「キャリアで最高の状態にある」と述べたダルビッシュ。
現地8日はピオリアで行われたマリナーズとのオープン戦ではなく、カブスのキャンプ地で行われたマイナーリーグのチームとの練習試合に登板し、4回を投げて被安打1、与四球1、3奪三振と、上々のパフォーマンスを見せた。
『MLB.com』は同日付で掲載した“新生ユウ”と題した記事の中で、「速球は鋭く、制球できていた。スライダーも良かった。今日はとても良かったね」という降板後のダルビッシュのコメントを伝えつつ、彼のユーモアセンスについて言及した。以下、同記事の抜粋である。
「アメリカメディアに対するインタビューを英語でこなしている彼は、現在の自身の状態の良さを表現しているだけでなく、メディアにとっては記事のコピーにお誂え向きな、お宝とも言える気の効いた言い回しを織り交ぜているのである」。
「すなわち、ウィットに重点を置いているのである」。
リグレー・フィールドの熱狂的なファンの前でのバウンスバックを期すにあたり、「もう“ブー!”(ブーイング)は聞きたくない。“ユー”と言って欲しいね」と答えた。
かと思うと、グローブ・ライト・パークでのシーズン開幕シリーズで古巣レンジャーズの元チームメイトたち対戦することについて、「2人当てたい奴がいる。(ジョーイ)ギャロと(ルーグネット)オドーアだ」と述べたりする。
また、(シカゴとテキサスで)2度チームメイトになっており、ロッカーが隣同士のコール・ハメルズはこう述べた。「彼はほとんど僕の大親友だ。ほとんど、ね」。
カブスのジョー・マッドン監督はこう述べている。「1対1で話していて、彼が解放的になると、素晴らしいユーモアセンスを発揮するんだ。私は昨年これに気付いたのだが、去年は彼にとって余りに酷な年だったので、年中面白さを発揮するわけにもいかなかったのだろう」。
現在、ダルビッシュを見て、その話を聞くと、彼が2019年に本領発揮するという筋書きに信憑性を感じる。しかし、ダルビッシュは何も約束しない方が良いことを知っている。
「未来のこと?それは誰にも分からないよ」とダルビッシュ。「僕は未来のことについて考えたくないんだ。僕は今日と明日にフォーカスしたいだよ。まあ、明日は未来だから。今日のことだね」。
人柄でメディアを魅了するも一流の証しである。
J SPORTS 編集部
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