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大谷翔平は既報の通り、今春は指名打者としての現場復帰を目指し、目下室内でのトスバッティングによる打撃練習を続けている。
近々、投手としてのリハビリを開始する模様であるとエンゼルスの地元、ロサンゼルスの現地メディアが報じた。
『ロサンゼルスタイムス』電子版に現地7日付で掲載された記事では、「ブラッド・オースマス監督は、木曜にショウヘイ・オオタニが近々投手としてのリハビリを始める上での医学的な許可が下りると述べた」としており、監督自ら“投手”大谷の現在地を明かした模様である。
更に記事では、「投手が肘の再建手術を受けた場合、通常は4~6ヶ月で投球プログラムを開始できるようになるのだが、オオタニは特別なケースだった」とコメント。
大谷の投球再開について球団側が慎重に事を運んでいたと報じつつ、「常に喫緊だったと思う。今は(投球再開が)早まっている」というオースマス監督の発言を伝えた。
また、「オレンジカウンティーレジスター」電子版は、同日付の記事にて、今後の見通しについて次のように報じている。
「オオタニは今季中には投手として復帰しない予定であるとは言え、投球プログラムの開始は、彼の打者としての復帰にも影響を与えることになる」。
「エンゼルスはオオタニについて慎重を期しているため、投球と打撃の再開へ向けた練習量を同時に増やすことはしないだろう。現在、オオタニはコーチからのトスバッティングで一日30球ほど打っており、バットを振るようになってからは1ヶ月が経った」。
また、オースマス監督は、大谷が投球を開始したら打撃の負荷は減らすと述べた。
大谷のヒッティングに関する次のステップは、コーチのオーバーハンドによる投球に対するケージ内での打撃練習となる。その後、フィールドでの打撃練習へと移行し、次いで、投手相手の打撃練習となる。
なお、現地6日付で『MLB.com』に掲載された大谷の打撃練習に関する進捗状況を伝えた記事の中で、オースマス監督は“打者”大谷の現在地を次のように述べている。
「とにかく今のプログラムを続けたい。理由があって作られたものだからね。前から言っているけれど、彼は投手であり、指名打者でもあるから、新しいケーススタディなんだ」。
「我々は彼のどちらのキャリアもリスクに晒したくないのだよ。我々は医療スタッフに依るところが大きい。彼には今のプログラムを続けて欲しいし、できるだけ早く復帰してくれればと思っている」。
当然のことながら、リハビリ患者としても二刀流の大谷。5月に予定されている指名打者としての復帰後も続くことになる投手としての復帰へ向けたプログラムをスムースに遂行するためにも、早いうちに投打双方の練習バランスとリズムを掴んで欲しいものである。
J SPORTS 編集部
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