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野球 コラム 2019年3月4日

ダルビッシュ有、2回を零封し「人生で最高の状態」とコメント

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有が、現地4日にキャンプ地アリゾナで行われたホワイトソックス戦とのオープン戦2度目の登板を果たし、2回を無失点に抑えた。

味方打線の猛攻で攻撃時間が長引いたことで、予定の3回には達しなかったものの、『MLB.com』によると、降板後、現地記者を前に「人生で最高の状態」と語るなど、充実した様子を見せたようだ。

日曜の午後に行われたホワイトソックス戦では3回を予定していたダルビッシュだったが、、その予定は、2回にクリス・ブライアントの本塁打を口火に、カブス打線が打者12人の猛攻で8得点を挙げたことにより変更されることとなった。

カブスが13-4でホワイトソックスを下した試合をダルビッシュは笑いながらこう語ったと、現地4日付の『MLB.com』の記事は伝えている。

「(打線の好調は)毎イニングだったから」と話し始めると、「これは春季キャンプだからね。彼らにはシーズン本番まで(猛打は)温存しておいてもらいたいものだよ。毎イニング30分かかっていたからね」。

そして同記事では、「ダルビッシュはこの春2度目の登板で2回にわたり、27球(17ストライク)を投げた。なお、これには、カブスがホワイトソックス相手に猛攻を仕掛けている間、彼が左翼フェンス裏のブルペンにて投げた15球は含まれていない」。

「合計すると、ダルビッシュは40球を越える投球を行い、全球種を投げてオープン戦初戦で感じた緊張感を振るい落とした」と伝えた。

ダルビッシュのストレートはほとんどが時速95マイル(153キロ)で、最速は97マイル(156キロ)。火曜のオープン戦初戦でコントロールが悪く、4四球の原因となったカーブの修正にも成功した。

記事では、「ダルビッシュはカーブで空振り4つのミスを誘い、1回にヨアン・モンカダを四球で歩かせるも、3三振を奪う好投を見せた」。

カブスのジョー・マッドン監督は「単に彼の自信の問題であり、彼は今それを積み上げている」とコメントし、「と言うのも、彼は身体の状態が良いからね」と加えた。

昨季、右腕の故障を抱えたダルビッシュは8試合の先発に留まったが、この試合で好パフォーマンスを披露。その後、記者たちとの会話で自信を見せたと記事では述べられている。

「実際のところ、その状態は春先の楽観論を上回るものであり、彼自身、キャリアのどの時点よりも感じは良いと述べた。『人生で最高の状態』とダルビッシュ。それは今年のカブスにとって何を意味するのか?」。

その問いに対し、ダルビッシュは笑みを浮かべながら「少しは助けになると思う」と言い、続けて「それは僕らが地区優勝してプレーオフでも勝つということだよ」と語ったとされた。

ダルビッシュが過剰援護ともいえる爆発っぷりを見せた味方打線を評して言ったように、“シーズン本番まで温存して欲しい”と思わせるくらいのグッドニュースである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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