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野球 コラム 2018年9月26日

【広島好き】マジック「1」。今度こそ地元Vを決める!今日からスワローズと直接対決3連戦

野球好きコラム by 激カメ!大亀友毅
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優勝へのマジックを「1」とし、球団初の3連覇、27年ぶりの地元優勝が目前のカープは、9月26日(水)からマツダスタジアムで2位スワローズと3連戦。

今度こそ優勝を決めるべく挑むこの大一番をhttps://www.jsports.co.jp/baseball/carp/、J SPORTS 1が完全生中継。また、カープの優勝が決定した当日には優勝特別番組を、J SPORTSで生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信します。

マジック「2」で挑んだベイスターズ3連戦。初戦に松山選手が決めた劇的なサヨナラ勝利でマジックを「1」としたカープでしたが、ここからまさかの連敗。

マジック対象チームとなっているスワローズも、敵地ナゴヤドームでクライマックスシリーズ進出にあとがないドラゴンズから3連勝。2位の意地を見せ、カープの球団史上初の3連覇、27年ぶりの地元Vは、目の前で足踏みとなってしまいました。

優勝の行方は、今回のスワローズとの直接対決3連戦に持ち越され、カープが勝つか、引き分けるかで、9度目のセ・リーグ優勝が決まります。

また、27年ぶりとなる地元Vのためには、この3連戦のあとが東京ドーム2連戦となり、今回のスワローズ3連戦が、ほぼラストチャンス。何としても、ここで優勝を決めなければなりません。

スワローズは名古屋からの当日移動で広島に乗り込み、カープはマツダスタジアムで待ち構えます。3連戦初戦の予告先発投手は、カープがここまで7勝4敗の九里亜蓮投手。スワローズが9勝10敗のデビッド・ブキャナン投手と発表されています。

九里投手は、前回9月12日のベイスターズ戦先発でソロホームランのみの6回1失点。ストライク先行で攻め続け、チームが連敗を「6」で止めた勝利に大きく貢献。今回は、優勝決定がかかる大一番での先発マウンドだけに、持ち味である強気のピッチングに期待がかかります。

一方のブキャナン投手に対し、カープ打線は前回8月31日に神宮球場で対戦。6回までは3安打無得点に抑えられましたが、7回表に田中選手がタイムリー3ベースヒット。

さらには8回表にバティスタ選手が2ランホームランを打つなどして計4点(自責3)を奪い、8回途中でノックアウト。球数が100球近くなった終盤での攻略に成功しています。

前カードのベイスターズ戦との3戦目では、頼もしくも覇気溢れる男が戻ってきました。8月の右手中指骨折で戦列を離れていた安部友裕選手が、堂林選手との入れ替えで昇格して復帰。優勝を決める大事な局面で戦列に加わり、8番サードで即スタメン起用されました。

安部選手不在の間は、西川龍馬選手がサードを守り続けていましたが、前日の2戦目で拙守を繰り返してしまい、セ・リーグ三塁手の失策数でも「17」と不名誉な1位になってしまっているだけに、今回の安部選手の昇格は、サードの緊急補強ともいえるものです。

ただ、西川選手は打撃で大きく結果を残しているだけに、今後は代打での起用が増えていきそうです。

安部選手は、復帰後最初の打席で、ベイスターズ先発国吉投手の高めを捉えて覇気あるライト前ヒット。

7回表には1死1塁から軽快な動きで併殺を奪っています。優勝決定がかかるペナントレース終盤、そしてその先にあるポストシーズンに向けて、安部選手が戻って来たことは大きな戦力アップです。

ベイスターズ戦初戦で松山竜平選手が決めたサヨナラ打でマジックを「1」にした翌日の2戦目。

広島の街は27年ぶりの地元Vへの期待と興奮に包まれ、収容人数3万3000人のマツダスタジアムには、祝日デーゲームも相まって過去最多入場者となる3万2950人が駆けつけて、優勝決定戦の異様な雰囲気と緊張感の中で試合が行われました。

カープは、丸選手の第37号2ランホームランなどで5点を入れたものの、2点及ばず5-7で敗戦。優勝の行方はナゴヤドームでのスワローズの結果次第となりました。

試合後にはマツダスタジアムのアストロビジョンにナゴヤドームの中継映像が映し出されてパブリックビューイングに。

雨の中で赤いポンチョを着たカープファンは帰らず、胴上げを待ちわびてドラゴンズの勝利を願いましたが、スワローズが勝利して優勝は持ち越しとなってしまいました。

秋晴れとなった3戦目は、代打新井選手の犠牲フライ、丸選手の2試合連続、そして筒香選手に並ぶ第38号ソロホームラン。松山選手の一時は同点となったタイムリー3ベースヒットで計5点を入れました。

しかし、連投だったフランスア投手が回をまたいだ8回表に、ロペス選手に痛恨の勝ち越し2ランホームランを打たれてしまい、3-5。この試合も2点差での敗戦となってしまいました。

マジック「1」からまさかの連敗。2戦目と3戦目に胴上げを楽しみにして応援を続けたカープファンは、皆残念そうな表情でマツダスタジアムをあとにしていたのが切なく感じます。

スワローズ3連戦に持ち越されたことで、他球場の結果を気にすることなく自らの結果で優勝を決めることが出来ます。

カープ9度目のセ・リーグ優勝、球団初の3連覇、27年ぶりの地元V、マツダスタジアム10年目にして最初のカープ胴上げ。

今度こそ勝って広島で優勝を決める。待ちわびる歓喜の瞬間に向けて、これ以上にないドラマティックな展開になりました。

代替画像

激カメ!大亀友毅

関東に住む、生まれた時からのカープファンで、自称カープトグラファー。自身が運営する「激カメ!大亀の関東レポート」では、関東のカープファン、関東でのカープ選手や、カープイベントなどを、激カメ大亀が写すファン、選手の表情を重視した写真満載のレポートを掲載。テーマは、カープ浪漫!ファン目線でのコラムをお届けします!「激カメ!大亀の関東レポート

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