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野球 コラム 2018年7月27日

【広島好き】50勝到達!首位独走カープが4位浮上のベイスターズを迎える3連戦

野球好きコラム by 激カメ!大亀友毅
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カープは、7月27日(金)からマツダスタジアムに4位浮上のベイスターズを迎えての3連戦。J SPORTS 1では、この3試合目を完全生中継します。

初戦の予告先発投手は、カープが4勝2敗の野村祐輔投手、ベイスターズが4勝5敗のウィーランド投手と発表されており、ウィーランド投手とはこれが今季初対戦となります。

ベイスターズは前カード、横浜スタジアムでのドラゴンズ戦で勝ち越し。カープに負け越したタイガースと入れ替わって4位に浮上。3位巨人とのゲーム差は0.5差と肉薄しており、白熱した激戦になりそうです。

カープはベイスターズに対して、ここまで5勝4敗。前回対戦の横浜スタジアム3連戦では1勝2敗と負け越しているだけにリベンジの3連戦です。

後半戦に入ってから、カープはその強さを見せつけています。特に打線は本塁打も多くなり、ここまでの3カードで50得点を挙げ、主力、伏兵共に活発です。特に乱打戦となったマツダスタジアムでの、対巨人3連戦での打撃は凄まじく圧巻でした。

この3連戦は、7連勝中で2位だった巨人との直接対決でしたが、ここで巨人が3連勝していればゲーム差が一気に「2」に縮まる可能性があり、注目されていました。

勝負どころの巨人は山口投手と菅野投手をぶつけてきましたが、カープ打線はこれを見事攻略して退けました。

特に3試合目では、6点のビハインドから丸 佳浩選手の2打席連続ホームランをはじめとしたホームラン攻勢でひっくり返し、赤ヘル打線恐るべしをまざまざと見せつけてくれました。

この3連戦では痛手もありました。今季大ブレイクの好調・野間峻祥選手が、2戦目8回表のレフトフライ捕球時に足を痛めたアクシデントで途中退場し、翌日の3試合目に登録抹消。

しかし、今の野手層の厚さは好調選手の離脱も苦にせず、6点差をひっくり返す8得点で、戦力ダウンを全く感じさせませんでした。カープが首位を独走する要因のひとつです。

この激闘の3連戦を制し、同一カード3連勝したカープは、2位とのゲーム差を大きく広げ、一方の巨人はこの3連敗で自力優勝が消滅。以降のスワローズ戦も3連敗して大きく失速、3位に転落してしまいました。

首位独走体制となったカープは、前カードのタイガース戦も勝ち越して、後半戦後の3カード全てを勝ち越し。試合消化数がリーグで2番目に少ない85試合で早々に50勝到達(セ・リーグの勝利数で2番手は43勝の巨人。共に7月26日時点)。

貯金は今季最多の16とし、まだ7月でありながらマジック点灯の声が早くも聞こえて来ました。

3連覇に向けての補強にも余念がありません。7月22日、美間優槻内野手とホークス曽根海成内野手の交換トレードが発表され、カープでは久々のトレードがおこなわれました。

美馬選手は、7月18日(ドラゴンズ3試合目ナゴヤドーム)に坂倉捕手(現在は抹消)との入れ替えで登録抹消されていましたが、カープでは5年半の在籍。曽根選手もホークスで5年間。共に期待されてのトレード、ふたりの新天地での活躍に期待したいです。

また、6月26日には新外国人投手ジョニー・ヘルウェグ投手を獲得。身長2メートルでありながら、長い腕を横にして投げるスリークオーター右腕。

ブルペン、ウエスタンでの実戦でも既に投げており、上々の評価の中で制球が課題とされています。セットアッパーのジャクソン投手が不調で抹消されているだけに、一軍デビューが待たれます。

現在の8回を投げるセットアッパーは、一岡竜司、ヘロニモ・フランスア、永川勝浩の3投手体制になっていますが、特に昨年の左膝手術から復帰して好調が続く永川投手は念願の勝利継投入りです。

松坂世代で16年目の大ベテラン。苦しい時期を乗り越えて這い上がり、再び勝利の方程式に戻ってきた永川投手に共感するファンも多く、若い投手陣にとっては黒田博樹さん以降いなかった、大きな精神的支柱になっています。

話を打線に戻します。直近試合のタイガース戦3試合目では、大胆な打順変更がありました。

対藤浪対策で今季初めて菊池涼介選手をスタメンから外して2番セカンドに安部友裕選手。先発の岡田明丈投手には會澤 翼捕手ではなく磯村嘉孝捕手を組ませ、7番に岩本貴裕選手を今季初めてスタメン起用しました。

右の藤浪投手対策で、1番から7番までズラリと左を並べたこの変更は見事機能して、初回に制球が大きく荒れた藤浪投手から5点を奪い攻略に成功。

抜擢された安部選手は2安打1四球、岩本選手は1安打、磯村捕手はタイムリーヒットと、3選手が共に結果を残しました。菊池選手は7回裏から守備に就き、9回の攻撃ではセンター前ヒットを打っています。

この戦略的な打順変更は、選手のリフレッシュと休養を与えることにもなったはずです。

これからの8月戦線向けて、いくら層が厚いカープとはいえ、ケガとコンディション不良は天敵になってきます。緒方監督はこの選手層の厚さを使って、選手を巧く休ませてくるのではないでしょうか。

先日発表された中止分の追加日程では、9月に11連戦が組まれ、終盤の戦いは過酷さを極めてきます。

ここから如何にして好調さとコンディションを維持し、ケガを回避することは、3連覇、その先のクライマックスシリーズ突破、そして悲願日本一に向けた大きな命題になってきます。

巨人戦2試合目から5試合連続で、安打と打点をマークする4番鈴木誠也選手、直近のタイガース戦3試合目にホームランを含む、2安打2打点を挙げて引き続き絶好調の3番丸 佳浩選手をはじめとした、強力カープ打線がどんな戦いを見せるか。

4位浮上のベイスターズを迎える今回の3連戦は、夏の夜の「暑い」「熱い」戦いになりそうです。

代替画像

激カメ!大亀友毅

関東に住む、生まれた時からのカープファンで、自称カープトグラファー。自身が運営する「激カメ!大亀の関東レポート」では、関東のカープファン、関東でのカープ選手や、カープイベントなどを、激カメ大亀が写すファン、選手の表情を重視した写真満載のレポートを掲載。テーマは、カープ浪漫!ファン目線でのコラムをお届けします!「激カメ!大亀の関東レポート

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