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野球 コラム 2018年7月12日

【都市対抗】最大、最長の激戦区を勝ち抜いた6チーム

野球好きコラム by 大島 和人
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第3代表は東邦ガス(名古屋市)。5試合で9得点と得点力不足に苦しみながら、エース小椋健太の好投で勝ち抜いた。

小椋は入社10年目、32才のベテランで、中京大中京高時代はダルビッシュ有、涌井秀章らとともに高校日本代表にも選ばれている。

右スリークォーターから投げ込む速球は140キロ台中盤を記録。2次予選は防御率0.30と好投し、伸び盛りの感すらある。

東海第4代表は西濃運輸。名門らしくきっちり5年連続27回目の出場を決めた。2016年に長くエースとしてチームを支えた佐伯尚治・現コーチが引退。チームは投打とも大きく若返っている。2次予選は打線に新人4名が名を連ねた。

東海2次予選では堀田晃、嶽野雄貴の両右腕が2本柱として好投した。堀田は大阪学院大学から入社して2年目で、180センチ・83キロの本格派。24イニングで防御率0.38と抜群の内容を見せた。

嶽野は入社3年目で、172センチと小柄だが、150キロ台を記録したこともある。今は投球の幅を広げ、シンカー、スローカーブなど変化球も上手く使う。

東海第5代表はJR東海(名古屋市)。JR北海道時代から何度も東京ドームの経験がある右腕・戸田公星と、右サイドハンドの川本祐輔が2次予選で好投を見せた。

2次予選で20打数10安打と大活躍を見せたのが津川智。188センチ・100キロの巨体を持つ右打者で、一発も持っている。

巨漢と言えば元中日ドラゴンズの“ブーちゃん”こと中田亮二も健在。175センチ・100キロの体格に似合わない軽快な動きと、パワフルかつ柔らかいスイングは要注目だ。

Honda鈴鹿は苦しみぬいた末に第6代表の座をつかんだ。第1代表決定戦でトヨタに敗れると、そこから第2代表決定戦、第4代表決定戦、第5代表決定戦も含めて4連敗。「ラストチャンス」の第6代表決定戦で永和商事ウイングを下し、代表権を獲得した。

エース格の左腕・平尾奎太は大阪桐蔭高で藤浪晋太郎(阪神)や澤田圭佑(オリックス)で同級生だった。

188センチの長身とセンスを兼ね備えた才能だ。腎臓の難病で運動を禁止される時期を乗り越え、社会人で才能が開花。第6代表決定戦では完封勝利を挙げている。

近年も平井克典(埼玉西武ライオンズ)、山足達也(オリックス)らをプロに送り込んでいるチームだが、今年も高卒3年目の捕手・柘植世那を筆頭に人材は豊富。大卒2年目、3年目のスケールの大きい好野手が多い。

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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