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野球 コラム 2018年6月12日

【大学野球選手権】猛打爆発で大商大が快勝(大阪商業大学 vs. 天理大)

野球好きコラム by 岩瀬 孝文
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大学野球選手権第1日
第2試合 東京ドーム
『猛打爆発で大商大が快勝』
大阪商業大学〇10-0●天理大

梅雨前線が熱帯低気圧に台風が北上して神宮球場は前夜から雨に包まれていた。
そして雨天中止が決まった。本日は東京ドームでの4試合になった。
天理大の左腕森浦(天理)と大商大の速球派大西(大商大高)との投げ合いで始まった 2回まではともに互角の闘いであったが、ボールの見極めがつき始めた2巡目に大商大の打棒が炸裂した。
ランナーをためて8番前田(日新)の走者一掃の3塁打、さらに細川(鳥羽)のライトスタンドへの本塁打などで一挙8点。続く4回には4番主将の太田捕手がライトオーバー2塁打を足掛かりに2得点で試合を決定づけた。

「今日は点を取り過ぎた感がある。次の試合に向けてしっかりと気を引き締めていかなければならないです」
関西六大学リーグ4連覇を果たし2年連続9回目の出場となった大商大の富山監督。 「去年負けている相手に、また負けるわけにはいきません」
と、前年の2回戦で敗れた借りを天理大に返した格好だ。

そこには本塁打の1番細川をはじめ、滝野(大垣日大)、太田(広陵)、小野寺(京都翔栄)、指名打者福元(智弁学園)、好打の前田に工(広陵)まで切れ目なく、しかも見るからに鍛え上げられた下半身から左右方向に鋭く打球が飛びかい、そのどこからでも攻め込める強力な打線があった。

「鍛えていたのもそうですが、野球で大学をリードしていきたく思いなのです」

その打棒そして先発エース大西の伸びのある速球と安定した内野守備で、天理大を無得点に抑えた。

「もう一度、基本に戻って1点、1点を確実に取っていく野球が大事だと思います。つねに試合を想定したバッティングで頑張ります」

その巧みなリードで大西投手を盛り立てていた太田捕手だった。
大商大は昨年の悔しさをバネに着実にベスト8以上に狙いを定めていく。

天理大は、昨年、培った勢いが見られず、わずか1安打に終わった。 その中でも投手では3番手で最速144㎞を記録した八木(敦賀)がひとり気を吐いた。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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