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野球 コラム 2018年6月11日

立命館、ドラフト候補の主将が活躍し初戦突破。全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 立命スポーツ編集局
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6月11日、東京ドームで迎えた開幕試合。相手は、近畿学生野球連盟代表の奈良学園大学。立命館大学はリーグ戦からスタメンをほとんど変えることなく、この試合に臨んだ。

まず、試合が動いたのは初回。立命館の先頭、井上が安打で出塁し、犠打と四球で一死1・3塁の場面を作ると、4番・奈良の併殺崩れの間に1点を先制する。

その裏、立命館の先発を託された山上は、先頭の米満に安打で出塁を許し、その後、盗塁と犠打で一死3塁とされると、3番・菅田に適時打を打たれ、1-1の同点に追いつかれた。

その後、2回以降は相手投手をなかなか打ち崩せず、立命館打線は4回までわずか1安打に抑えられていたが、嫌な流れを払拭したのは主将の辰己だった。

タイムリーを打った主将の辰己涼介

1-1の同点で迎えた5回、9番・長澤の安打、2番・福武の二塁打で二死2・3塁とすると、「打球方向は狙っていた」と語るように、主将・辰己が持ち味の逆方向への打撃で適時二塁打を放ち、2点を追加した。

さらに、6回には8番・工藤に代わって代打の安井が適時打を放ち、1点を追加、4-1とした。

先発したエースの山上大輔

一方、投手陣は奈良学園大の反撃を受けるも、最後までリードは許さなかった。山上は毎回のように走者を背負いながらも、「この日はスプリットが良かった」と、変化球を中心に持ち味の粘りの投球で8回を2失点でまとめ、試合を作った。

4-2で最終回のマウンドを任された小橋は、安打と四球でピンチを招くと、3番・菅田に適時打を許し1点を返されるが、味方の好守にも助けられ、奈良学園大の反撃を振り切り、4-3で勝利した。

見事、1回戦突破を決めた後藤監督は「辰己はいつも通りのプレーをしてくれた」と、主将の走攻守にわたる活躍を称えた。この試合、辰己は適時打を含む2安打2打点の活躍で、チームの勝利に貢献した。

その辰己も今年からはプレーだけでなく、主将としてもチームから大きい期待がかかる。

ドラフト候補として注目される中、「日本一になることが自分のアピールにもなり、自分が打つことでチームが勝てる。しかし、まず第一に考えるのはチームのこと」と語る辰己。

日本一を目標とするチームにとっても、初戦突破はあくまでも通過点。明日の国際武道大との試合に向け、準備は万全だ。

立命館大学と国際武道大学の2回戦は、6月12日(火)午後4:30から、J SPORTS 4で生中継される。

取材・文:福井大祐、橋本拓真(立命スポーツ)

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局では立命館大学体育会の活躍を多くの人に知ってもらえるよう、週末を中心とした取材活動や、定期的な新聞・号外の発行、HP記事の掲載を行っています。取材した試合の速報はTwitterで、写真はFacebookでそれぞれ配信しています。公式サイト

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