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野球 コラム 2018年6月11日

大谷翔平、「手術せずに治療可能」とエプラーGMが語る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ご存知の通り、大谷翔平がグレード2の右肘内側側副靭帯損傷により、故障者リスト入りした。

「MLB.com」では、今回の大谷の離脱を受け、チームメイトのトラウトによるコメントを掲載している。「我々は全員がっかりしている。このチームにとって厳しい損失。知っての通り、彼は打って投げているのだから、二重の損失だ」。

そして、「このゲームで最も重要なのは、健康でい続けること。それが最も難しい部分なんだ」と、改めてツーウェイスター離脱によるショックの大きさを伝えている。

トラウトの言葉にもあるように、健康面の維持に重きを置いた球団は、ここ数週間、大谷の登板間隔を空けるなどして、コンディション調整に気を配ってきたが、それでも残念なことに、今回は右肘の不安が顕在化してしまう形となった。

とは言え、エプラーGMは大谷の症状を楽観的にとらえているようで、MLB.comによると現地金曜に記者との電話会見の場にて、「我々は(大谷がトミー・ジョン手術を回避できると)楽観している」。

「これはドクターの勧めた生物学的処方により、完全に治療可能な負傷だ」と述べたとのこと。

更に、エプラーGMは大谷が仮に指名打者専門の選手であれば、このままプレーさせていたかもしれないとも明かした。以下は、この件に関する同氏のコメントである。

「もし、彼が指名打者のみの選手であったならば、恐らくプレーさせていたのではないかと思う」。

「しかし、彼の状況はそうではないし、我々は、彼を選手としてそのように活用しようとは思っていないし、また彼の選手としてのインパクトの大きさに対する認識も異なるのだ」。

「スイングに変わったところやばらつきがあれば、わずかながらリスクの増加を強いることになると判断した。このため、今は3週間経過を見守ることにし、その上で判断を下すことにした」。

今は球団首脳陣の楽観的な見立てに狂いがないことを祈るばかりである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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