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大谷翔平が日本時間木曜(現地水曜)のタイガース戦で先発しながらも、雨による中断のため、5回降板を余儀なくされ、今季5勝目はお預けとなったのは既報の通り。
中9日での登板となった大谷は、立ち上がりこそ精彩を欠くも、2回以降は快投し、5回には今季の自己最速を更新する101.1マイル(約162.7キロ)の速球を投げて面目躍如を果たした。ちなみに、これはメジャーリーグの全先発投手による今季の最速でもある。
また、今回の大谷の最速更新について「MLB.com」が報じた記事によると、今季メジャーで先発投手が記録した球速のトップ5は全て大谷が独占しているとのことである(内訳は以下の通り)。
1位:大谷 101.1マイル(水曜のタイガース戦)
2位:大谷 101マイル(4/24のアストロズ戦)
3位:大谷 101マイル(同上)
4位:大谷 100.7マイル(同上)
5位:大谷 100.6マイル(同上)
さらに、同記事にはタイガースのカステヤノス外野手の試合後の談話も掲載されており、同選手は対戦した大谷について、「すごいね。彼はあれだけ若くして、あれだけの武器を持っており、まだ全てを出し切っていないのは見て取れた」。
「彼は1回には、91(マイル)とか93とかだったけれど、いきなりキャンディ(キャンデラリオ)に対して、101まで上がったんだ。彼があの球をいつでもポケットから取り出せるという事実については、打者としてリスペクトしなければならない」と印象を述べている。
なお、大谷が先発予告されたことで注目の集まった(?)この試合の観客数だが、「MLB.com」の発表によると、この晩、コメリカ・パークには19494人の観客が足を運んだとのことである。
大谷効果恐るべし、と言い切れるほどセンセーショナルな来場者数ではないが、雨で試合が2度も中断するほどの悪天候だったことを考慮すると、健闘したと言える数字かもしれない。
J SPORTS 編集部
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