「5番ピッチャー大谷翔平」？、ナ・リーグの本拠地ではどう起用される？

「MLB.com」にはSNSを通じてファンの質問に記者が答える「Inbox」というコーナーがある。

大概はその球団の担当記者が、SNS上に投稿されたファンの質問に対し、同サイトの記事上で回答しており、エンジェルスの場合、この場でも度々ご登場頂いている、マリア・グアルダードさんという記者が懇切丁寧にファンの質問に回答している。

そして、現地7日付の記事でグアルダードさんは「オオタニはナショナルリーグの球場では、どのように起用されると思うか？」という問いについて、次のような私見を述べた。

「試合のスケジュールがローテーションの順番通りであれば、エンジェルスは、ショウヘイ・オオタニがナショナル・リーグの球場で行われる試合にて、投打の両方行うことに反対しないと思います。

それはオオタニが日本で何度か経験していることなので、彼にとって完全に新しいことではありません。

仮にオオタニが足首を捻挫しておらず、日曜の登板に戻されていなければ、クアーズフィールドで行われる今週のロッキーズ戦で投手として先発し、打撃もしていたと思います。

今季、エンゼルスはまだロサンゼルス、アリゾナ、そしてサンディエゴでインターリーグの試合が予定されていますので、その可能性はまだ残されています。

差し当たり、コロラドでの2連戦では、指名打者は使えないため、オオタニの役割は代打での出場に限定されることになります」。

ここで気になるのは、ナ・リーグの本拠地で開催されるインターリーグの試合に、大谷が先発投手として出場する場合の打順である。打者として出場する場合、当初8番だった大谷の打順は、今や5番である。

もしかしたら、「先発投手が5番打者で出場するのは誰々以来」みたいな、ベーブ・ルース的トリビアがまた出てくるのではないだろうか。

そう考えると、ケガによりローテーションがずれたことで、大谷が今週のロッキーズ戦に投手として出場できないのは残念である。

なお、このまま大谷が日曜に登板するペースが守られると、大谷は現地7月15日に開催されるドジャースとのビジターゲームで、投打の両方を見せてくれることになる。

◆ロッキーズ vs. エンジェルス戦放送予定
・5月09日（水）午前09:30　J SPORTS 4
・5月10日（木）午前04:00　J SPORTS 4