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野球 コラム 2018年5月1日

大谷翔平はDHでの出場予定。エンジェルスvs.オリオールズ3連戦のみどころ

MLBコラム by 松山 ようこ
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大谷翔平がいなくなって、エンジェルスは一気に負けが込んでしまった。ヤンキースとの3連戦で、大谷はいきなり豪腕ルイス・セベリーノから4号ソロを放って先制点をもたらすも、第2打席で走塁中に左足首を捻挫。

チームは大谷が離脱すると、その後に逆転を許し、そのままカードも3連敗。地区順位も3位に転落した。

3連戦の第2戦に実現が期待されたヤンキース田中将大との対決も、今回はお預けとなった。

気になるケガの状況は「軽傷」ということで、本来ならば明日からのオリオールズ戦で先発予定だったが、いったん回避し、次のマリナーズ戦で先発する予定という。

となると、イチローとの対決が見られるかもしれない。なお、オリオールズ戦で、大谷はDHで出場することが予想されている。

◆打者・大谷、いきなりエースから4号ソロで先制も…

「え!またか!」と思ったファンも多いかもしれない。前回のヤンキースとの初戦でのこと。第2打席でセカンドゴロに倒れた大谷が、1塁ベースを左足半分で踏んで、足首を捻ったのだ。

走塁中の足首負傷である。2016年の日本シリーズで1塁を駆け抜けた時に右足首を痛め、2017年のWBCに治癒が間に合わず、欠場を余儀なくされたことは記憶に新しい。今回は、左足首かつ軽傷で済んだことは不幸中の幸いだ。

しかし、その前の第1打席。この日のヤンキース先発は、平均球速がメジャートップのセベリーノ。

大谷は、セベリーノの98マイル(約158キロ)のストレートと86マイル(約138キロ)のチェンジアップに惑わされることなく、続く3球目にボールと判定されてもおかしくない内角の97.2マイル(約156キロ)のストレートを完ぺきに捉えると、ライトスタンドへと運んだのだ。

とんでもない技術が詰まった一発を浴びた後、セベリーノは「もう大谷に内角は投げられないよ」とぼやいたそうだ。

◆O's 攻守のスター選手が今季から念願のショートへ

大谷の離脱で4連敗中とトーンダウンしているエンジェルスが、明日から戦うのは昨季地区最下位で、今も同じ位置にあえぐオリオールズ。

特に投手陣の崩壊ぶりは深刻で、即戦力になるプロスペクトも乏しく、今季もウィークポイントとなっている。

そのため、打線の奮起が不可欠だが、通算269本塁打のクリス・デイビスや通算201本塁打のマーク・トランボなど、ベテランが不調やケガに泣かされ、こちらも大幅に戦力ダウンしているのが現状だ。

その中で、ひとり気を吐いているのがマニー・マチャド。ここまでリーグ4位の9本塁打、メジャートップの打率.361に、22打点もチーム断トツトップ。なおかつ、持ち味の超・強肩・好守も健在だ。

マチャドは昨季までサードだったが、今季からは念願のショートへコンバート。深いショートゴロも、体勢を崩しながら軽やかに1塁へ送球し、幾多の内野安打を内野ゴロに仕留めている。

オリオールズ生え抜きで、今やメジャー屈指のトップ選手に成長したマチャドのプレーは必見だ。

強肩・好守と言えば、エンジェルスにも話題の選手がいる。ライトのコール・カルフーンは、前回ヤンキース戦でも超ファインプレーを連発したばかり。

ダイビングキャッチが当たり前のカルフーンは、ホームランボールをもぎ取るなど外野を駆け回り、豪快なプレーを見せている。

◆エンジェルスvs.オリオールズ戦放送予定
・5月2日(水)午前11:00 J SPORTS 3
・5月3日(木)午前11:00 J SPORTS 4
・5月4日(金)午前11:00 J SPORTS 3

松山ようこ

松山 ようこ

フリーランス翻訳者・ライター。スポーツやエンターテイメント関連コンテンツの字幕翻訳をはじめ、Webコンテンツ、関連ニュース、企業資料などの翻訳や制作を請け負う。J SPORTSでは、主にMLBや侍ジャパンのほか、2015シーズンより楽天イーグルスを取材し、コラムやインタビュー記事を担当。野球の他にも、幅広くスポーツ選手はじめ著名人を取材。Twitter @yokobooboo

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