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日本時間25日(現地24日)のアストロズ戦で先発した大谷翔平は、シーズン3勝目こそ逃すも、100マイル(160.9km)越えの投球を連発し、5回裏にはレディックに対し101マイル(162.5km)の速球を2度に渡り投じた。
「MLB.com」によると、この球速は今季メジャーの先発投手としてはシーズン最速とのことであり、中継ぎやクローザーを含めても、今季これまで101マイル越えを記録したのはチャップマン(ヤンキース)とヒックス(カージナルス)に続き、大谷が3人目とのこと。
また、「ESPN」電子版によると、過去10年でも先発投手で101マイル越えの速球を投げたのは大谷が、わずか7人目とのことである。
この試合では今季最多となる98球を投げながらも、ストライクは55球と、制球に苦しんだこともあり、残念ながら、メジャー史上初となる、4月中の3勝・3本塁打は逃すこととなった
だが、101マイル越え、そして昨シーズンMVPのアルトゥーベを完封する(1三振を含む)など、大谷はワールドチャンピオンを相手にインパクトを残すことには成功した。
MLB.comによると、試合後、ソーシア監督は「5四球に関しても、ショウヘイはそこまで大きく外していなかった」と大谷の制球にそこまで難があったわけではないことを強調した。
さらに「試合が進むにつれ、彼はスプリットの制球が本当に良くなっていたった。彼は素晴らしい投球をした。単に、ハードワークを強いられただけのこと。5回1/3で100球近くというのは、かなりの労力だからね。彼はいいものを持っていたし、我々に勝つチャンスを与えてくれた」と大谷の投球を評価した。
大谷は通常、登板翌日の試合は出場しないため、次は本拠地にヤンキースを迎える3連戦でのDHとしての出場が見込まれる。豪速球の次は、球場に快音を響かせて欲しいものだ。
J SPORTS 編集部
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