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野球 コラム 2018年4月19日

大谷翔平は「レオナルド・ダ・ヴィンチ」という新説

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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登板予定試合の延期による調整のズレ、マメ、そしてリーグ随一の強力打線と、大谷翔平の今季発黒星には、不運な要素が幾つか重なってしまった印象が否めない。

だが、長いシーズン、予想外の出来事も色々と起こるものであり、これで一つ経験値を上げたと思えば、敗戦から見えてくる収穫も少なからずあったであろう。

なお、「MLB.com」のエンゼルス担当記者によると、球団側は大谷の負傷を楽天的に捉えており、次回の登板は予定通りとなる見込みであり、現地木曜のレッドソックス戦も、DHで出場する可能性があると報じている。

ただし、相手の先発投手は左腕のエドゥアルド・ロドリゲスとなることが濃厚であり、その場合、大谷は先発出場しない見込みとなっている。

荒天による延期、そして2回終了後の降板と、ここ数日は海の反対側で見ているこちらも、何となく一息ついたような状態となったわけだが、本日は米国で最もメジャーなスポーツ専門誌である「スポーツ・イラストレイテッド誌」の電子版に掲載された大谷関連の記事を紹介しよう。

題して、「驚異的なショウヘイ・オオタニをビッグリーグの逸材と呼ぶのは早過ぎではない」。

記事では、「今日のメジャーリーグベースボールは、法律、医学、音楽、芸術、そして実質的に全ての人間の職業がそうであるように、スペシャリストの先駆けとなっている」と、メジャーリーグにおいて、選手の分業制が極度に進んでいる現状を指摘。

その上で、大谷を絵画、彫刻、建築、そして工学の分野で卓越した才能を発揮したルネサンス期の天才芸術家になぞらえ、「冷たく殺風景なスペシャリストのゲームに差し込む燦然と輝く一筋の陽光こそ、ボールプレーヤー版ダヴィンチである大谷だ」と評した。

その後、記事は大谷のこれまでの驚異的な成績を検証しつつ、その数字をベーブ・ルースと比較する、いわばここ数週間の常套手段的展開を見せ、次の言葉で締め括られる。

「彼の才能の光の中で、我々は忘れていた12歳の頃の自分自身、すなわち何でも可能であると信じる気持ちを見つけ出すのである」。

ここまで言われると、全く関係のない赤の他人でも、さすがに照れる。「よせやい」と言いたくもなる。何はともあれ、大谷の冒険は始まったばかりである。

この先、彼が更に予想を越えるサムシングを見せつけてくれると思うと、早起きが楽しみになってくるのである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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