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「MLB.com」に、ツイッターで投稿されたファンの質問にチームの担当記者が答えるコーナーがある。
つい先日、エンジェルスを担当するマリア・グアルダード記者がファンの大谷翔平に関する質問に対して丁寧な答えを返していたので、今回はそのやり取りを紹介しようと思う。
ファンからの大谷に関する質問は2つあり、最初の質問は「大谷は今後も春季キャンプで苦しむようであれば、開幕はマイナーリーグに送られると思いますか?」というもので、これに対し、同記者は球団幹部のコメントを引用しつつ、以下のように予想した。
「不安定な春を送っているとはいえ、ショウヘイ・オオタニはエンジェルスの一員として開幕を迎えると私は思います。彼はこれまで4試合に登板して防御率16.20、左打者としては28打席3安打という数字を残していますが、エンゼルはオオタニに対する内部評価はこれらの数値に基づいたものではないと強調してきました」。
「エンジェルスの幹部が春季キャンプをどのように見ているかの一例として、ジェネラルマネージャーであるビリー・エップラー氏が、カクタスリーグの試合における選手たちの結果を懸念しているか?と問われた際の答えを紹介します」。
「エップラー氏は、春季キャンプの数字は何一つ記憶していないと断言し、『春季キャンプのスタッツだって?私は春季キャンプのスタッツについては話せない。それにどんな意味があるのかさえ分かっていないのだから』と述べました」。
更に、同記者は「オオタニが結局は投手のみの選手となった場合、投手としての成績が良ければエンジェルスは対価に見合った戦力を得たことになると思いますか?」という問いに対しては、次のように返答した。
「はい。そうなったとしても、エンジェルスは大歓迎だと思います。メジャーに来るまであと2年待ち、25歳になったオオタニには2億ドル(209億円)の値札が付くかもしれなかったところでした」。
「しかし、エンジェルスは彼に231.5万ドル(2億4000万円)のボーナスを支払い、日本で所属していた日本ハムファイターズに2000万ドル(21億円)のポスティング代を支払うという、その何分の一という価格で彼を獲得しました」。
「仮に、オオタニが二刀流を断念せざるを得ず、投手に専念しなければならなくなったとしても、彼のほどの才能を持った選手としては、驚くべきバーゲン価格での獲得だったと思います」。
球団幹部も担当記者も、ゆったりと構えているような気もするが、少なくとも、二刀流にチャレンジする上で、大谷の球団選びは間違っていなかったようである。
J SPORTS 編集部
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