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フィギュア スケート コラム 2023年1月20日

第72回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会(インターハイ)フィギュアスケート競技 女子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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2023年1月16-17日、埼玉アイスアリーナ(埼玉県、上尾市)にて、全国高等学校スケート選手権大会フィギュア競技が開催された。今年は例年にない縮小開催となり、出場選手は男子21名、女子36名といささか寂しい印象だが、有力選手の出場は多く、少数精鋭の大会となった印象だ。女子は北京五輪代表の河辺愛菜が、復活を強く印象付ける素晴らしい演技で個人優勝。学校別では、河辺選手に加え、松生理乃、吉田陽菜という強力メンバーで臨んだ中京大中京高校が圧勝を飾った。個人成績の上位8名のインタビューをご紹介したい。

1位 河辺愛菜

河辺愛菜

「個人でも団体でも優勝できて、沢山トロフィーをもらえました」

今季なかなか果たせなかった、ノーミスの演技で圧勝した河辺選手。フリーのフィニッシュでは両腕を突き上げてのガッツポーズも見られ、会心の演技だった。

「6分間練習で失敗があって焦っていたんですが、練習でやってきたことが出せました。落ち着いてできたことが嬉しかったです」

今季は表現力の向上をテーマに掲げていたとのことで、その言葉通り、流れるようなスケーティングの中に自然にジャンプが組み込まれた、素晴らしい滑りだった。

「去年までは目標を今ほど考えていませんでした。それが昨シーズンの後半の悪い出来につながっていたと思います。今季は一つ一つ目標を立てて取り組むようになって、いい方向になってきたと思います。練習での波もなくなってきました」

昨シーズンは全日本選手権で表彰台に乗り、北京五輪の代表に選ばれたが、そのオリンピックの舞台での活躍は果たせなかった。

「北京五輪は凄く悔しかったし、自分が出て良かったのかな?と思っていたんですが、あの経験があったから今、シニアの選手として国際大会にも出られているのだと思います。次は誰からも代表選手として見てもらえる選手に成長して、再びオリンピックに出たいです」

チームを移籍し、学校も転校した今季。決して順調なシーズンではなかったが、ようやく軌道に乗った印象。来季の活躍が今から楽しみだ。

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