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村元&高橋組がアジア史上最高位となる銀メダルを獲得「私たちはまだまだ進化するポテンシャルを有しています」 | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2022 ペア・アイスダンス レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部「結果とショートの出来は満足です。でもフリーは見直したい部分が多々ありますね。今日ミスを犯した部分をもっと上達させる必要があります」(ミショー)
最終2位に飛び込んだチェン&ハウもまた、FSは完璧からは程遠かった。特に2度のスロージャンプで、2度とも苦しんだ。1度目は転倒があり、2度目はステップアウト。それでもエレメンツでレベル4の判定を受け、ベースバリューだけなら優勝組を上回る出来だった。
なにより日本の古賀亜美とのペアを、女性の転倒負傷を理由で解消し、その後パートナー探しに難航したハウと、シングルで全米ジュニア1位に上り詰めながらも、22歳でペアに転向したチェンにとっては、とてつもなく大きな一歩。
「僕らにとって素晴らしい披露の場となりました。この先はさらにエレメンツを磨き上げ、僕たちの強みであるスケーティングもさらに高めていきたい」(ハウ)
38歳ディアナ・ステラートは、30歳マキシム・デシャンと組んで3季目にして、四大陸での自己最高4位に食い込む奮闘。ステラートの元パートナー、ネイサン・バーソロメイは、新しいパートナーであるケイティ・マクベスと共に5位で終えた。
アイスダンス
北京後がますます楽しみになった。ISUシニアチャンピオンシップ初出場の3組が四大陸選手権のメダルに輝き、フレッシュな風を吹き込むと共に、アイスダンス界の明るい未来を予感させた。
アイスダンス大国アメリカが2組を表彰台に送り込み、4大会連続で優勝カップルを輩出した。結成3年目のキャロライン・グリーン&マイケル・パーソンズ組にとっては、初めてのタイトル獲得だった。
「チームとしての成長を感じています。自分たちに対しても、プログラムに対しても、より大きな自信を抱いてこの大会に乗り込みました。私たちの滑りにもそれが現れていたと思います」(グリーン)
元世界ジュニアチャンピオンにして、柔らかで力強いスケーティングに正確な技術力が光る26歳パーソンズ率いる同組は、なにより革命的なほどに独創性豊かな2本のプログラムで魅了した。ビートの効いたリズムダンス(RD)は、アクロバティックな動作満載で、フリーダンス(FD)はまるで前衛的な芸術作品。
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