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ラグビー コラム 2024年6月14日

東洋大学vs.日本大学、リーグ戦のライバル対決。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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東洋大学vs.日本大学

ラグビー関東大学春季交流大会は終盤戦を迎えている。6月16日(日)、Bグループの東洋大学(昨季関東大学リーグ戦5位)が、ホームの東洋大学グラウンドに、同じくリーグ戦の東洋大学(昨季6位)を迎える。

東洋大学は残り2試合となった。前節(6月2日)は筑波大学に前半途中で19-0とリードしたものの、31-45と悔しい逆転負けを喫し、ここまで1勝2敗(勝ち点4)としている。ホームでリーグ戦のライバルにしっかり勝利し、連勝して春季大会を終えたいところだ。

福永昇三監督は前節からFW(フォワード)2名、BK(バックス)2名を入れ替えた。キャプテンPR(プロップ)笠巻晴太(4年)がメンバー外となり、副将のWTB(ウィング)ボンド洋平(4年)がゲームキャプテンを務める。

FWはPR笠巻主将に替わり、前節控えだったPR小川雄大(4年)が先発に上がり、PR 石川槙人(4年)、HO(フッカー)小泉柊(3年)と第1列を構成する。左右は入れ替わったが、LO(ロック)コンビは変わらず、山岡快翔(2年)と植田宗優(3年)が務める。

バックローはFL(フランカー)金井悠隼(2年)がベンチに下がり、 ルーキーのFLルナ仁鼓(熊谷高校出身)が初のメンバー入りとなった。FL森山海宇オスティン(3年)、NO8ステファン・ヴァハフォラウ(3年)の2人は引き続き先発する。

BKは、SH(スクラムハーフ)飯島乾太(4年)は引き続いて先発し、SO(スタンドオフ)土田修也(4年)は控えに下がり、メンバー外から10番を背負うSO(スタンドオフ)天羽進亮(3年)とハーフ団を組む。

12番も同様でCTB(センター)岡本有生(4年)が控えに周り、CTB佐藤航大(4年)が先発に上がった。他は変わらずCTB アダム ・タマティ(3年)、前節トライを上げたWTB モリース ・マーク ス(4年)、ゲームキャプテンWTBボンド、スピードスターFB(フルバック)坂本琥珀(2年)が出場する。

その他の控えは1年のHO山下源也(熊本工業高校出身)、PR後藤大樹(4年)、PR高嶋大夢 (3年)、身長211cmのジュアン・ウース トハイゼン(3年)、身長195cmのLOマタリキ・チャニングス(4年)、高校日本代表のルーキーWTB中山二千翔(日本航空高校石出身)、SH佐々木健人(3年)、LO栗原大地(3年)が入った。

東洋大学にとって日本大学は、昨季のリーグ最終戦で勝てば大学選手権出場できる可能性があった中で、12-20と敗れている相手。それだけに、しっかりとリベンジを果たしたい。前節、モールやセットプレーからトライを取れており、控えにもタレントが揃っている。ディフェンスでしっかり粘ることができれば、おのずと勝利は近づくはずだ。

続いて日本大学。この試合は春の最終戦となる。開幕戦で筑波大学(昨季関東対抗戦4位)に、29-26で勝利。慶應義塾大学(昨季対抗戦5位)、大東文化大学(昨季リーグ戦4位)には負けたものの接戦。2勝2敗で力のあるところを見せている。最終戦はしっかり勝利して春季大会を終えたいところだ。

OBである窪田幸一郎監督が2年目を迎えるが、OBの川松真一朗が総監督、チームディレクターにOBの稲田仁氏、そして今季から馬渕勝氏がヘッドコーチに就いた。キャプテンはNO8四宮勇斗(4年)、副キャプテンはCTBジョアペ・ナコ(4年)が務める。

前節(6月2日)は大東文化大学と対戦し、12-0から31-33と逆転負けを喫した。その前節からFW3人、BK2人の5人を交替した。

PRは中野裕翔(4年)、江藤大輝(4年)、HOは前節ベンチだった西岡昴(4年)が上がった。LOは岡亮太(2年)とセコナイア・ブル(4年)のコンビ。バックローはFLワイサレ・セレヴィ(4年)は引き続き先発するが、メンバー外から FL大宮碧海(2年)とキャプテンNO8四宮が先発する。

BKはSH福田涼平(3年)とハーフ団を組むのが、メンバー外から10番を背負うSO坂本黎(3年)だ。CTBはベンチから1年の森本福壽郎(脇町高校出身)が上がり、副将のナコとコンビを組む。バックスリーはメンバー外からWTB 浦川直輝(2年)がスターターとなり、 WTB 石黒康生 (4年)、FB半田翔彰(2年)とともに出場する。

控えはHO石川莉央(2年)、PR吉田唯冴(4年)、中野慎之介(3年)、LO南良汰(2年)、FL柴田爽翔(2年)。1年ながら活躍しているNO8神崎朝飛(日本大学藤沢出身)、SH宮嵜純平(3年)、SO黒嵜柊希(2年)、CTBセコペ・タギカキベラタ(2年)、FB古井誠和(3年)、FB佐川大樹(2年)が入った。

今季のスローガンは、新しくなった日本大学を体現するため、1つの大きなまとまりになるという「ONE BIG」を掲げた。武器であるスクラム、モールを軸に、しっかりと接点で体を当てて春季大会最終戦をしっかり白星で締めくくりたい。

一昨季のリーグ戦では東洋大学が33-32で、昨季のリーグ戦では日本大学が20-12で勝利したように、関東リーグ戦のライバル同士の対戦は接戦が予想される。秋の本番の前に、互いにしっかり勝利しておきたいところだ。試合は6月16日(日)午後0:00にキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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