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ラグビー コラム 2024年6月12日

目標は「上手い選手になること」。山沢拓也は求道者のごとく己を磨く。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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山沢拓也が選ばれるかどうか。それは、エディー・ジャパン二期目の注目点の一つだった。埼玉県の深谷高校3年生の山沢を日本代表合宿に呼び寄せたのは、エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)だった。怪我で苦しむ時期もあったが、天才的なステップワーク、正確なパス、キックのスキルは誰もが認める質の高さだった。筑波大学在学中(2016-17シーズン)には、埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)の一員としてトップリーグに出場し、以降も埼玉WKのSO、FBとしてチームの中心選手であり続けた。日本代表にもたびたび選出されながらラグビーワールドカップ(RWC)とは縁がなく、今年の9月で30歳になる山沢にチャンスがあるのかは未知数だった。しかし、エディー・ジョーンズHCは彼の才能を放っておかなかった。宮崎で始まった日本代表合宿に参加した山沢の今の胸の内を聞いた。

――メンバーに選出されたときは、どんな気持ちでしたか。
「シンプルにびっくりした部分がありました。先シーズンも今シーズンもリーグワンでは10番(SO)より15番(FB)で出場することが多かったからです。15番の選手としては、自分はそこまでの選手ではないと思っていましたので」

――エディー・ジョーンズHCとは話しましたか。
「シーズン後半に短い時間でしたがワン・オン・ワン(一対一)のミーティングがありました。そのときに、プレーヤーとして良い時と上手くいかない時のファンダメンタル的なこと、マインド的なことを、長らくどうにかしたいと考えていたことを伝えました。それに対してアドバイスをもらいました」

――ジョーンズHCは高校生のころから山沢選手を高く評価していますね。
「嬉しいことですし、光栄ですが、自分はこの位置にいるレベルなのか?と、高く評価されることを自分の中でうまく消化できていませんでした。今は少しできるようになりましたが、以前は、自己評価とのギャップに苦しんでいました」

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