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ラグビー コラム 2024年5月31日

リーグ戦勢同士のバトル。今大会初勝利を狙う「東海大学×法政大学」。第13回関東大学春季交流大会Aグループ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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東海大学 vs. 法政大学

共に2敗の関東大学リーグ戦勢同士の対決が、6月2日(日)にある。

開幕2連敗の東海大学(昨季リーグ戦1位)は、週末日曜日、本拠地グラウンドで、同じく2連敗の法政大学(昨季同3位)を迎える。

東海大は前戦、山梨を舞台に、昨季大学3連覇を成し遂げた帝京大学に迫った。

前半スコアは0-5で拮抗。後半はスピードスターのWTB中川湧眞のトライで3点差(7-10)。

後半32分にシンビンで14人になってから攻め手を欠き、ジャッカルに遭うなどして3連続トライを浴びたが、大部分は接戦模様。スクラムも対抗した。

大会初戦の早稲田大学戦は9トライを浴びて26-59。守備も課題に挙がったが、2戦目の帝京大戦で、FL汐月佑心・CTB近藤翔耶の共同主将制で挑む今季の潜在力を示した。

迎える3戦目は、今大会初勝利が懸かる。

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相手は同じリーグ戦1部所属の法政大だ。先発は帝京大戦から3名変更。名古屋高校出身のPR杉浦皓亮(3年)、東海大仰星出身のCTB北村光基(3年)、関大北陽出身のFB福山寛大(2年)がスタメンとなる。

FWリーダーのFL中山竜太朗がゲームキャプテンを務める先発メンバーは13人が上級生。9人いる東海大仰星(大阪)・東海大相模(神奈川)出身者を中心とした経験豊富なメンバーだ。

一方、敵地グラウンドに乗り込む法政大。

前戦は明治大学に26-90で大敗。武器になりつつあるスクラムでは前半対抗したが、リザーブも含めた総合力勝負の後半に運動量が落ち、セットプレーも不安定に。

結果的に14トライを許した守備、後半のプレー精度は課題だろう。

明治大戦では劣勢にあってNO8宮下晃毅の攻守にわたるパワーが光った。SH小山田裕悟は優秀なアタッカーであり、一瞬でトライを奪う嗅覚もある。

安定感抜群のSO金侑悟主将もおり、ポジションの中心軸(2、8、9、10、15)のレベルは安定している。強敵相手に接戦に持ち込む戦術戦略が整えば、格上にも対抗できるだろう。

東海大戦は先発メンバーが7人替わった。

フロントローはPR袴田賢(法政二 4年)、HO守安史成(桐蔭学園 2年)の2名が入り、LO上杉太樹 (東福岡 4年)、さらには先発唯一のルーキーとしてFL大沢空(秋田工業)が入った。

バックスは3名。WTB松田陸空(石見智翠館 4年)、CTB中井駿(大分舞鶴 4年)、FB鈴木颯太(秋田工業 2年)が先発を託された。

昨季リーグ戦1部では22-40で東海大に軍配。大会終盤へ向けて自信を掴みたい、春の3戦目。大会初勝利を挙げるのはどちらか。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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