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ラグビー コラム 2024年1月5日

明治大学、2年ぶりの決勝へ。選手コメントで振り返る京都産業大学戦。ラグビー全国大学選手権 準決勝

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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復帰戦となったCTB廣瀬主将

「勝つ自信しかない」(左CTB/センター廣瀬雄也主将・商4=東福岡)と挑んだ全国大学選手権の準決勝。相手はFW(フォワード)の力強いアタックを強みとする関西王者・京都産業大学明治大学のFW(フォワード)陣がどれだけセットプレーで圧倒し、得点につなげられるかが今試合の肝となった。

まず、流れをつかんだのは明大。SO(スタンドオフ)伊藤耕太郎(商4=国学院栃木)の50:22で一気に敵陣に踏み込むと、3分、注目のファーストスクラムでは、危なげなくマイボールをキープ。素早いパスで徐々にゴールラインに近づいていくと、FB(フルバック)池戸将太郎(商4=東海大相模)の絶妙なキックパスを受け取った左WTB(ウイング)海老澤琥珀(情コミ1=報徳学園)がインゴールにダイブし、先制点を奪った。

1年生ながらチームの勢いに火をつけた海老澤。その後も彼の活躍は止まらない。16分、京産大のタッチキックをフィールド外側から走り込みノータッチに。観客もどよめく、意表を突いたプレーを披露した。そのまま海老澤はハーフウエーラインから敵陣22mまで一気にゲイン。ブレークダウンを重ね、最後はSO伊藤耕がブレークし得点を決めた。「前しか見ていなかった。ミスマッチを突くことができて良かった」(伊藤耕)。

続く21分、敵陣ゴールライン付近でのマイボールラインアウト。京産大FWを相手にモールはそう簡単には動かない。しかし、右HO(フッカー)松下潤一郎(法4=筑紫)がモールサイドを狙い、グラウンディング。「もう押せないかなと思って外を見たらトライできそうだった。思いっ切り飛び出てトライできて良かった」(松下)。

前半30分台には明大のペナルティが重なり、京産大がPG(ペナルティゴール)を選択。一時は19-18と1点差まで迫られた。流れが相手に傾きそうになったが、前半終了間際、ハーフウエーラインで京産大がオフサイド。

明大にはPGを選択し、少しでも点差を広げる選択肢もあった。しかし、取った選択はタッチキック。「リスクは考える必要がなかった。FWやBK(バックス)の強みで取り切れる自信があった」(廣瀬)。そして今年度の強みであるモールトライで点差を突き放し、前半スコア26-18で試合を折り返した。

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