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ラグビー コラム 2023年9月22日

「チームが勝つために自分の役割を100%発揮する」。ラグビー日本代表を支えるメンバー外の選手たち。ラグビーワールドカップ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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WTBフィフィタは「チームに貢献できることをしっかりやっている。練習相手だったり、イングランド戦やったらWTBじゃなくてCTB(センター)入ったりした。結果は残念だったが、1週間はいい準備できた」と振り返った。

また、福田は「一番は試合に出てワールドカップで桜のジャージーで活躍するのが選手冥利につきると思うが、メンバー選考に関しては、自分たちでコントロールできない」。

「特にSHだとナギさん(流大)に刺激をもらっている。ラグビーの部分もそうだが、ラグビーに対する考え方や、オフでも他のポジション選手とコミュニケーションを取るなど、ポジティブに1つ1つの無駄にしないようにしている。こういう状況で頑張れないと、他でも頑張れないのでポジティブにやれている」と前を向いた。

また、福田はトヨタヴェルブリッツでもチームメイトの、NO8(ナンバーエイト)姫野和樹キャプテンのリーダーシップについて聞かれると、「トヨタのときよりプレッシャーを感じている。弱音を吐いたりはしないが、愛情とパッションを大事に、チームを引っ張っていくキャプテンシーなので、代表でも貫いている」。

「日本のことについて、姫野さん自身が一番学んで外国人選手に教えて、例えば君が代の意味や日本刀の作り方などを調べて、ミーディングで発表し、外国人選手も理解しているし、より一層みんなが日本のためにと思うように、チームをいい方向に向くように引っ張ってくれている」と話した。

フィフィタも「僕も君が代の意味が詳しくわからなかったが、姫野さんからそれを説明してもらって、僕だけじゃなく他の外国人選手も、日本のことを学んだと思う」と歓迎した。

また、フィフィタは今大会のチームソングについて聞かれて「もとになったのはライオンキングの歌。2021年秋のツアーの時、僕らトンガ人が集まって、中島イシレリ、マノ(レメキ ロマノ ラヴァ)、アサ(ヴァルアサエリ愛)、(テビタ・)タタフ、(ファウルア・)マキシ、みんなで考えた。(歌詞に出てくる)『ホカキムア(Hoka ki mu'a)』はトンガ語で『ファイトし続ける』という意味」と説明してくれた。

福田が「プール戦がまだ2試合あって、前に進むしかない。イングランド戦の負けを引きずっていないので、チームとして前を向いている」と話した通り、日本代表はモナコでの2日間のオフを経て、33人が一丸となり、9月28日のプール3試合目のサモア代表戦へと集中力を研ぎ澄ませていく。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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