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ラグビー コラム 2023年5月15日

【ハイライト動画あり】薄氷を踏む勝利で、S東京ベイが初の決勝進出 東京SGは「14人で最高のパフォーマンス」も悔しい敗戦

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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バーナード・フォーリー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

リーグワンプレーオフ準決勝第2試合は、5月14日(日)、秩父宮ラグビー場(東京都港区)で開催され、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)が24-18で勝利。初の決勝進出を決め、5月20日、国立競技場で埼玉パナソニック ワイルドナイツと対戦することになった。一方、敗れた東京サントリーサンゴリアス(東京SG)は、5月19日、秩父宮ラグビー場で開催される3位決定戦で横浜キヤノンイーグルスと対戦する。

準決勝第2試合は、勝負の綾が幾重にも重なる戦いだった。秩父宮ラグビー場には、13,065人の観衆が集った。その多くが、S東京ベイが配布したオレンジのベースボールシャツ、東京SGのイエローの帽子をかぶり、スタジアム全体が明るい色に包まれてのキックオフだった。午後12時5分、S東京ベイのSOバーナード・フォーリーがボールを高く蹴り上げる。キャッチした東京SGのLOツイ ヘンドリックを、S東京ベイのPR海士広大が抱えて込んでターンオーバーを勝ち取る。直後のスクラムでは東京SGの反則を誘い、PGチャンスを得るもフォーリーのPGは外れる。

直後に東京SGのツイがボールを持って突進してきた海士の顔面に頭部をぶつける危険なタックルでレッドカード(退場処分)を受ける。海士は担架で運ばれ退場。S東京ベイは大切なFW第一列の選手を失った。東京SGは残り75分を一人少ない14名で戦うことになる。しかし、齋藤直人キャプテンはすぐに対処する。「アタックのシステムを変更しました。攻撃ではショートサイドを多用し、守ってはブレイクダウンに人数を割かず、立っている人数を多くしました」。練習から多数のシナリオを作り、14人の戦い方を全員が理解していたからこその対応力だった。

試合はS東京ベイのペースで進んだが、前半16分、東京SGは元ニュージーランド代表SOアーロン・クルーデンがロングPGを決めて、3-0とリード。その後、S東京ベイのPR北川賢吾が危険なタックルでシンビン(10分間の一時退場)になるなど、互いの熱いプレーが行き過ぎる面もあったが、相手のミスや、ターンオーバーに機敏に反応する両者のハイレベルの攻防が続いた。

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