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ラグビー コラム 2022年12月12日

【ハイライト動画あり】40点差で決着。慶應義塾大×流通経済大。大学選手権3回戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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山田響(慶應義塾大学)

2022年度の大学ラグビー王者決定戦「第59回全国大学ラグビー選手権大会」。

12月11日(日)の3回戦、東京・秩父宮ラグビー場の第2試合で、関東大学リーグ戦2位(6勝1敗)の流通経済大学と、対抗戦4位(4勝3敗)の慶應義塾大学が顔を合わせた。

この日の流経大のフォーカスは前半40分間だったという。

選手権出場を逃した昨季から仲間とチームを立て直し、2季ぶりの選手権出場を掴んだCTB土居大吾キャプテンが語った。

「選手権までの準備期間で『自分たちの課題は前半にある』という話をしました」

「今シーズンは後半に盛り返すゲームが多かったのですが、選手権は後半に毎回逆転できるほど甘くない、と。前半から自分からラグビーをしようと話していました」(流経大・CTB土居キャプテン)

勝つために出来ることは全てやる――。そんな覚悟で私生活にも目を向けてきた流経大は、前半がキーになると考え、前半からFW・BK一体の「ダイナミックラグビー」を表現しようとした。

ところが序盤から主導権を握ったのは、試合巧者の慶大だった。

「最初に先制できたことでゲームを進めやすくなりました」(慶大・栗原徹監督)

先制点は前半2分。

慶大は敵陣左のラインアウトから2フェーズ目で右隅にボールを運び、裏のスペースへボールを蹴り込んだ。2人のチェイサーも走らせ、そのうち1人のWTB佐々木隼が押さえた。

さらに流経大は前半8分に連続失点。

自陣深くで慶大FB山田響にキックチャージを受け、こぼれ球を拾われてトライを許した。直前に相手を背走させた慶大SO中楠一期のロングキックが呼び水だった。

前半にフォーカスしていた流経大だが、逆に開始10分までに14失点(2トライ2ゴール)する展開に。リーグ戦では獲られても獲り返してきたが、この日は終始、ボールのセキュリティに苦しんだ。

前半10分には自軍投入ラインアウトを4度目で初成功させ、LOアピサロメ・ボギドラウが突進。

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