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ラグビー コラム 2022年12月2日

激闘必至!昨年の1位と2位が戦う最終節。 京産大は連覇を、近大は選手権出場を狙う。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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堤田京太郎(京都産業大学)

京産大は、前節の天理大戦とリザーブも含む23名が同じメンバーで臨む。天理大戦の2日前にFWの中心選手だったLOソロモネ・フナキ(2年)が負傷したが、代わったLO堤田京太郎(4年)が活躍して穴を埋めた。廣瀬佳司監督によれば、「セットプレーに関しては、堤田のほうが貢献度は高い」と話し信頼を寄せる。春の怪我からようやく天理大戦で復帰したFL三木皓正(3年)は今回もリザーブからのスタートで、NO8ヴェア・タモエフォラウ(3年)とともに流れを変えるインパクトプレーヤーとして登場することになりそうだ。

春から固定したメンバーで戦っていることについて、廣瀬監督は「FWの練習を見ていると、8人全員がまとまって同じ方向に押していくのが強い。そのためには時間が必要です。同じメンバーで信頼関係を構築してほしいのです」と説明した。交代選手も少なく、前節は3名を入替えただけで、FW第一列は現代ラグビーでは珍しく全員がフル出場している。ハードな練習で鍛え上げる京産大ならではという気もするが、それだけ先発メンバーへの信頼が厚いのだろう。

互いにスクラムに自信を持ち、ディフェンスも粘り強い。京産大にはWTBシオネ・ポルテレ(1年)、近大には植田という屈指のトライゲッターがいる。優勝を目指す京産大、選手権出場を目指す近大とモチベーションも高い。立ち上がりから緊迫感ある攻防が繰り広げられることになりそうだ。

文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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