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京産大は第3節の関西大学戦で99得点を挙げて勝利した。攻撃の口火を切ったのはこの試合がリーグ初先発のCTB(センター)小野麟兵(済2=京都工学院)だった。前半5分、敵陣22m付近でパスを受けた小野は2人を交わしトライ。
試合の2週間前にCチームからAチームに加わった新星がいきなり存在感を示した。そこからは怒涛の京産タイムだった。FW(フォワード)がセットプレーでリズムを作り、BK(バックス)が各々の技量の高さを披露する。前半で6トライを重ね点数を47-3とした。
迎えた後半。京産大は後半に自身のミスや規律の部分で失点を許してしまうことが前節までの課題だった。今試合は「そこに集中して(プレー)できた試合でした」と廣瀬佳司監督が評価するように、第2節の摂南大学戦では8個だった後半のペナルティ数が、第3節の関西大戦では3個と減少。モールディフェンスなどが噛み合わず相手に2本のトライを許したものの、京産大はペースを大きく乱すことなく試合を進め、99-15で勝利した。
POMを獲得したシオネ・ポルテレ
その中で一際、存在感を示したのがこの試合POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)のWTB(ウィング)シオネ・ポルテレ(現1=目黒学院)だ。前半には自身のミサイルタックルからターンオーバーし、そのままエンドゾーンへ持ち込んだ。後半にはさらに3つのトライを決める。中でも4本目のトライは、ポルテレのクイックスタートが生んだものであり、身体の強さやスピードだけでなく判断力の高さも光った。
この試合では小野をはじめ、リーグ戦初出場となった選手が4人いる。PR(プロップ)川口新太(法2=東海大仰星)、LO(ロック)堤田京太郎(営4=大阪桐蔭)、SO(スタンドオフ)辻野隼大(済2=京都成章)が途中出場し、チームの勝利を支えた。活気が増し、試合ごとにパワーアップする京産大。今後の活躍に注目したい。
一方の立命大は前節の近畿大学戦で、12点ビハインドから、残り10分で2トライと3つのキックを決めて逆転勝利を収めている。現在2勝1敗で4位に位置する立命大は2018年以来の大学選手権出場を掴むため気合十分だろう。その勢いを京産大らしいラグビーで圧倒できるかに注目だ。
文:大谷賢之介/写真:藤田芽生(京産大アスレチック)
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