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ラグビー コラム 2022年10月6日

同志社大学、摂南大学戦のカギは「コミュニケーション」。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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トライを喜ぶ同志社大学の選手たち

同志社大学が関西大学に辛勝した。熱戦が繰り広げられたのは、ラグビーワールドカップ2019で、日本が強豪アイルランドを破ったことでも知られる『小笠原総合運動公園エコパススタジアム』(静岡県)。

開幕戦では、春に続いて立命館大学相手に流れをつかめず敗北。関西優勝を見据えていた『『紺グレ』』にとって出鼻を挫かれる、まさかの結果に宮本啓希監督は、「あと全部勝つしかない」と危機感を顕にしていた。

迎えた関大戦。近年の戦歴を見ると『紺グレ』が白星をあげており、今試合も同大が終始主導権を握り、堂々たる勝利を収めるだろうと思っていた矢先だった。前半終了のスコアは、10-22と大きく関大にリードされる展開に。ゴールに迫ることができても、相手のプレッシャーでハンドリングエラーやペナルティをしてしまい、点数に繋がらない時間が続いた。

そんな時、宮本監督や他部員の『プラスワン』と声掛けをする場面が見られた。このコールはキックオフのリターンやゴール前のディフェンスなどの踏ん張りどころでの集中力をさらに上げるという意味。まさに前半を振り返ると、勝負どころでの集中力が今一つだった気がする。また、「同志社 声を出せ!」と同志社ファンからフィールドの選手へ向け、声かけする瞬間があった。

春季トーナメントの対立命大戦の際も、同様に選手同士のコミュニケーションが少ない場面が多く見られたことを思い出した。まさかの敗北を喫した試合だ。

梁本旺義主将(社会学部4回生)はコミュニケーションが少なかったことに関して当時、「自分たちが元気がなかった一方で、相手の方が元気もあって、自分たちのミスも相手のやりたいことにハマってしまい、点数を重ねられた気がしている。初めはコミュニケーションできていたものの、段々劣勢になるごとに会話が少なくなってきてしまった」と語っていた。

突破を試みるFL(フランカー)小島雅登(社4)

後半はコミュニケーションの質も上がり、丁寧なボールキャリーの継続が目立った。結果、相手の反則を誘発し、PG(ペナルティゴール)のチャンスを獲得。しっかりとゴールを成功させ、最終スコア26-25と1点差ではあるものの白星をあげた。

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