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ラグビー コラム 2022年6月10日

豪華BK陣の激突に注目。関東大学春季交流大会、早稲田大学対日本大学戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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佐藤健次(6/5 早稲田大学 vs. 帝京大学)

6月も中旬に入り、関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦の所属チームがリーグの枠を超えて対戦する関東大学春季交流大会は終盤戦を迎えた。最上位カテゴリーのAグループでは、6月12日に早稲田大学と日本大学の一戦が行われる(@日本大学グラウンド、13時キックオフ)。それぞれ昨秋の対抗戦、リーグ戦で2位の実力校であり、今季の大学ラグビーシーンの顔となりそうな俊英を数多く擁するだけに、見応えのある戦いが繰り広げられそうだ。

両者のここまでの戦績を振り返ると、早稲田は5月1日の春季大会初戦で明治大学に19-26と惜敗した後、翌週の東海大学戦も後半最初の25分間に3トライを許して29-38で振り切られた。3戦目でようやく大東文化大学から62-14のビッグスコアで初勝利を手にしたものの、前週は帝京大学のパワフルなコンタクトの前に26-52と完敗。随所に学生随一の展開力とスピードを発揮して見事なトライを挙げる半面、接点のバトルやディフェンスには課題が残る内容で、1勝3敗と黒星が先行している。

対する日大はシーズン初戦となるはずだった5月1日の帝京大学戦が新型コロナウイルスの影響で中止となり、ファーストマッチが5月29日の東海大戦までずれ込むアクシデントに見舞われた。試合は久々の実戦ということもあって思うようにペースをつかめず、17-50で敗戦。この春より就任した元日本代表キャプテンの菊谷崇ヘッドコーチのもとで飛躍を期すチームにとっては厳しいスタートとなったが、局面を見れば地力を感じさせるシーンも多々あり、2戦目となる今節はよりいい状態でゲームに臨めるはずだ。

戦力面を見ると、早稲田はCTB長田智希主将を筆頭にPR小林賢太、FB河瀬諒介と、要のポジションで絶大な存在感を示してきた主軸が卒業した。この部分をチームとしていかにカバーしていくかが、就任2年目の大田尾竜彦監督にとっての大きなテーマだろう。FWでは昨年ルーキーながらNO8として獅子奮迅の活躍を見せた佐藤健次がHOに転向し、キャプテンの相良昌彦がFLからNO8へ、コリジョンに強い村田陣悟がLOからブラインドサイドFLにシフト。帝京、明治、東海といったライバルたちがビッグパックを誇るだけに、FW陣の成長が今季の戦いを左右しそうだ。

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