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ラグビー コラム 2022年1月1日

スカイブルーと紫紺が決勝進出をかけて激突。大学選手権準決勝「東海大学 × 明治大学」

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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東海大学

決勝進出を果たして歓喜するジャージーは、スカイブルーか、それとも紫紺か。

ラグビー全国大学選手権の準決勝2試合が2022年1月2日(日)、東京・国立競技場で行われる。

12時25分キックオフの第1試合では、関東大学リーグ戦1部の王者である東海大学と、関東対抗戦グループAで3位だった明治大学が激突する。

スカイブルーのジャージーをまとう東海大は関東リーグ戦1部の王者。日本大学戦は同点(19-19)だったが、6勝1分けで4季連続のリーグ優勝を果たして選手権へ乗り込んだ。

準々決勝の慶應義塾大学戦は27-12で勝利。パワフルなFWと安定したセットプレー、決定力のあるBKが融合しており、悲願の大学日本一へ士気は高い。

紫紺ジャージーが伝統の明治大は、対抗戦Aではライバルの早稲田大学に10点差(7-17)、帝京大学に7点差(7-14)で敗れて3位に。

しかし選手権では大会初戦で、昨季準決勝で敗れた天理大学にリベンジ(27-17)し、続く準々決勝では対抗戦Aで負けた早大にも雪辱を果たした(20-15)。大会に入って成長し、自信を深めて4強へ進出している。

すでに発表されている両軍のメンバーでは、東海大は先週から先発3人の変更となった。東海大相模(神奈川)で主将だったHO土一海人、NO8にノア・トビオ、そして慶大戦は欠場していたCTB丸山凜太朗が先発に復帰した。

東海大学

他の先発メンバーでは、活動量豊富なディフェンダーであるLO小池隆成、ラインアウトで活躍する191cmのLOワイサケ・ララトゥブア、ジャッカルでも見せるFLジョーンズリチャード剛キャプテン。

バックスでは突破を演出するアシスト名手であり、自身で突破もできるSO武藤ゆらぎ。センターとしてのフィジカリティも備え、スケールアップしたゲームメイカーCTB丸山凜太朗。ユーティリティ性のある万能ランナー、WTB谷口宜顕ら、大学屈指のタレントが並んだ。

対する明治大は先週からの先発変更は1名。木戸大士郎に代わり桐蔭学園出身の4年生、FL小澤翔が6番をつける。

明治大は準々決勝の早大戦、スクラムで力を見せたフロントロー(PR中村公星、HO田森海音、PR大賀宗志)は変わらずスタメン。副将であるNO8大石康太は高速のリロードで攻防の最前線に立ち続ける。

飯沼蓮主将(明治大学)

大黒柱のSH飯沼蓮キャプテンは、引き続きSO伊藤耕太郎とハーフ団を組み、スキルフルなCTB廣瀬雄也らも含めて、東京五輪7人制日本代表であるWTB石田吉平、サンウルブズ練習生としての招集経験があるFB雲山弘貴らの攻撃力を引き出す。

メンバーに海外からの留学生がいない明治大は、まずセットプレーの攻防など、FW戦で互角以上に戦いたい。豊富な運動量は今季の明治大の強みであり、後半40分間でも活動的な「後半力」にも注目だ。

東海大は武器であるセットプレー、そして精度の高いラインアウトモールが脅威。ダブル司令塔として機能できるSO武藤、CTB丸山の俊足コンビをはじめ、才能溢れるバックスと、同じく多士済々の明大バックスとの対決も楽しみだ。

新春を彩るビッグマッチ「東海大学×明治大学」は2022年1月2日(日)、午後6時30分からJ SPORTS 1で初回放送。J SPORTSオンデマンドでも配信される。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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