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ラグビー コラム 2021年3月22日

2年ぶり開催の「選抜」、冬の「花園」を占う大会。全国高校選抜ラグビー大会展望

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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2004年度の天理(奈良)、2007年度の伏見工業(現・京都工学院/京都)、2018年度の桐蔭学園は選抜では優勝したものの、花園では惜しくも準優勝に終わっている。ただ、19シーズンのうち、選抜で優勝したチームは12シーズンで花園でも決勝に進出している。

また、選抜と花園の決勝カードが同じとなったのは2001年度、2006年度、2008年度、2018年度、2019年度の過去5回もあった。

次に選抜大会で準優勝したチームを見てみよう。選抜で準優勝と悔しい結果に終わったが花園で優勝しているのは2013年度の東海大仰星、2018年度の大阪桐蔭(大阪)の2校であり、選抜と花園の決勝で同一カードの対戦でリベンジを果たしたのは2018年度の大阪桐蔭のみとなった。

他には、2004年の選抜準優勝の深谷(埼玉)、2014年の準優勝の桐蔭学園は、冬の花園では予選で負けてしまい出場することが叶わなかった。それでも選抜の準優勝チームは花園で優勝2回、準優勝は4回、ベスト4が4回、ベスト8が7回と上位に進出している。

いずれにせよ、選抜大会のファイナリスト2校は、花園でも上位進出する可能性が高く、春の選抜は冬の花園を占う大会と言えるだろう。

2015年に優勝した東海大仰星 SOはクボタでプレーする岸岡

今年の選抜大会もこの10年、高校ラグビーを席巻している強豪の3校、4連覇を狙う桐蔭学園、6度目の優勝を狙う東福岡、3度目の優勝を狙う東海大大阪仰星。さらに今年の1月、花園で初の準優勝となった京都成章、優勝経験のある常翔学園と大阪桐蔭、天理など強豪校が出場することが決まっている。

過去優勝したことのある強豪校が今年も優勝するのか、はたまた初優勝するチームが出てくるのか注目したい。果たして春を制して、冬の花園に勢いを持って臨むことができるチームはどこになるだろうか。

◆過去の選抜大会 決勝結果

※:花園決勝も同一カードになったシーズン
☆:花園も優勝したチーム

2000年:2ブロック制
 埼工大深谷(現・正智深谷/埼玉)41-33 國學院久我山(東京)
 仙台育英(宮城)24-9 桐蔭学園(神奈川)
2001年☆啓光学園(大阪)32-26 東福岡(福岡)※
2002年 大阪工大高(現常翔学園)52-31 佐賀工業(佐賀)
2003年 正智深谷(埼玉)31-18 佐賀工業(佐賀)
2004年 天理(奈良)41-12 深谷(埼玉)
2005年 啓光学園(大阪)24-10 東海大仰星(大阪)

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