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ラグビー コラム 2020年5月18日

ラグビーワールドカップ2019の興奮再び フィジアン・マジックが炸裂のジョージア戦 「死のプール」の大一番、イングランド対アルゼンチン

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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2019年9月20日、日本代表のロシア戦勝利で幕を開けたラグビーワールドカップ(RWC)日本大会は、9月28日、日本代表がアイルランドを下すと、その人気に火がついた。試合の中継だけではなく、テレビ、新聞、ラジオ、インターネット、SNSなどを通して、日本列島がラグビー一色になったのだ。

日本代表に注目が集まったのは当然だが、それ以外の試合もスタジアムは満員となり、好ゲームも多かった。RWCは、参加20チームが4つのプール(組)に分かれて総当たり戦を行い、各プールの上位2チームがベスト8による決勝トーナメントに進む方式だ。各プール3位には次回大会の出場権が与えられる。プール戦の順位争いは熾烈だった。ステイホーム期間に昨年の興奮をいま一度、思い出そう。

J SPORTSは、5月18日~20日かけて、プール戦の6試合を放送する。

本欄で取り上げるのは、プールDのジョージア対フィジー、プールCのイングランド対アルゼンチンだ。大会前、各プールで上位陣を崩し、波乱を起こすチームとして筆頭に挙げられたのが、フィジーと日本代表だった。フィジーは、ウェールズ、オーストラリア、ジョージア、ウルグアイと同じプールDに所属。決勝トーナメント進出を目指したが、初戦のオーストラリアに21-39で屈すると、格下と目されたウルグアイに27-30で敗れる。試合会場となった釜石鵜住居復興スタジアムは、驚きの番狂わせに興奮のるつぼと化した。

持ち味の自由奔放なプレーを出せず連敗。追い詰められたフィジーは、10月3日、東大阪市花園ラグビー場でヨーロッパの実力者であるジョージアと対戦した。2015年大会ではプール3位になったジョージアは、ウールズに敗れたもののウルグアイに勝って1勝1敗。互いに負けられない一戦だった。この日の花園は、シャワーのような雨が降ったり、止んだり、荒れた空模様だった。悪コンディションの中で拮抗した展開になったが、後半は、フィジーの持ち味である自由奔放なパスとランが観客を魅了する。

FBキニ・ムリムリヴァルの体勢を崩しながらのオフロードパス、WTBセミ・ランドランドラ、チョスア・トゥイソヴァの爆発的なスピード。FW主体の戦法からのモデルチェンジを図ってきたジョージアを率いるのは現サントリーサンゴリアスのミルトン・ヘイグ監督だ。負けじと自陣から展開して攻め込む。見ごたえある攻防は、じっくり見返す価値ありだ。

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