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世界最高レベルのプレースキッカー、SOヘイデン・パーカーがゴールキックを決めて7点先制。しかし直後にキックスミスをCTBカートリー・ビールに捕球され、すぐ同点(7-7)に追いつかれてしまう。
しかし前半14分、会場を沸かせたのが、先週のシャークス戦では劣勢だったスクラム。
自陣ゴール前の相手ボールスクラムという窮地でスクラムを押し、見事なターンオーバー。ペナルティ奪取から速攻し、敵陣でのPG加点(10-7)につなげた。
「(ターンオーバーした1度目のスクラムは)上手くいきました。バインドのところでも乗らせなかったですし、先に仕掛けて、こっちが先を取れました。100点だと思います」(PR山下裕史)
サンウルブズのジョージア代表HOジャバ・ブレグバゼは「ハッピー」と珍しく笑顔を見せた。
「先週はシーズンのファーストゲームでしたし、お互いにフィーリングを合わせる必要がありました。今週はコミュニケーションを取り合って向上しました。とてもハッピーです」(HOブレグバゼ)
しかしワラターズは前半24分、29分に豪州代表FBイズラエル・フォラウが連続トライ。ワイド展開から多用するオフロードパスにも苦しめられ、10-17と逆転を許す。
負けられないサンウルブズは前半34分にPG成功で13-17と詰める。
すると前半38分、SH茂野海人のクイックスタートから、CTB中村のパスを受けたLOトム・ロウが抜けだし、SRデビュー戦でSR初トライ。3点リード(20-17)で後半へ向かった。
後半も熱戦は続いた。
後半4分にSOパーカーの左足でPG加点(23-17)したサンウルブズ。しかしワラターズも同8分にNO8ジャック・デンプシーのトライ(ゴール成功)で逆転。23-24とする。
さらにワラターズは後半22分、相手陣ゴール前のチャンスでスクラムを避け、ラインアウトからモール勝負でペナルティトライを奪う。23-31
ここで日本代表64キャップの37歳、トンプソン ルークがチームの反則の繰り返しによりシンビン(10分間の一時退出)に。
後半33分頃まで14人となるが、狼軍団は食らいついた。
シンビン中の失点はなく、逆に後半30分、7人で組んだスクラムからWTBファンデンヒーファーが抜け出してトライ(ゴール成功)を決めたのだ。
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