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ラグビー コラム 2018年11月23日

同志社、関西大学との今季最終戦で紺グレの意地を見せる。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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大体大戦でフィジカルを生かしゲインする山口主将

11月25日(日)、鶴見緑地球技場 (大阪府)にて、関西大学ラグビーAリーグ第7節、同志社大学vs.関西大学が行われる。この試合はお互いにシーズン最後の試合。4年生も多数出場している中で、両チームの熱い戦いから目が離せない。

昨年の秋リーグでは豪雨の中、お互いにハンドリングエラーが多発し、ロースコアの展開となった。同志社は展開ラグビーを封じられ得点はわずか5点。5-19で関西大に敗北し涙を飲んだ。

今年の試合当日の予報は晴れ。天候のいたずらに左右されることなくお互い最小限のミスに抑えたい。そして、突破力のある同志社と関西大のディフェンスの対決はみどころだ。

関西大は昨年、3勝4敗で同志社と並び直接対決の結果で関西5位に終わった。今年は開幕から天理大と対決し、7-116と100点ゲームで王者に敗北。

そこから続く5試合、関西学院大学や京都産業大学を苦しめながらも5連敗と6つの黒星を重ね入れ替え戦が決定している。主将であるHO(フッカー)西勇樹を中心に堅いディフェンスで1勝をつかみたい。

アタックの起点となるのは、今年の関西選抜にも選出された副将のSH(スクラムハーフ)木下皓太だ。積極性のある早い仕掛けとテンポのいい球出しでリズムのある攻撃を作り上げていく。

相手のディフェンスに対してゲインできず、なかなか得点へと結びつけることができなかった関西大だが、木下を中心にSO(スタンドオフ)渡辺祐介やCTB(センター)津田剛希などBK(バックス)陣でボールを展開しトライへつなげる。

対する同志社は前節で大阪体育大学に勝利し、3勝目もあげたものの、大学選手権への道は完全に途絶えてしまった。シーズン最後の試合に向け、チーム一丸となって勝利をつかみに行く。

攻撃の起点となるセットプレーは安定してきている。前節に関しても副将でありFWをまとめるHO平川隼也は「(スクラムは)練習の成果が出せていた。ラインアウトも少しミスはあったものの精度は良かった」と振り返った。

また、ディフェンスラインに穴を開ける突破役として活躍を見せるLO(ロック)平澤輝龍にも期待だ。さらにFL(フランカー)中尾泰星のしつこいディフェンスはまさに仕事人。

他にも、今季はFLとして試合に出場している堀部直壮や、安定感のあるLO野中翔伍とFW陣は揃っている。BKだけでなくFW(フォワード)でもトライを狙いにいく。

華麗なステップでトライの期待がかかる永富

BK陣では主将であるCTB山口修平や、CTB永富晨太郎の両CTBに注目。山口は持ち前のフィジカルを生かした突破力に加え、スピードも十分だ。永富も得意のステップで今季4トライをあげチームに貢献してきた。

さらに、しつこい絡みでノットリリースザボールの反則を奪う場面も多く見られ、ディフェンスでの活躍も期待される。

ブレイクダウンやセットプレーでの反則は避けたいところだ。そして関大のアタックに対しても、同志社は前に出るディフェンスで失点を防ぎたい。

開幕3連敗からの3連勝で持ち直しを図った同志社だったが、ついに最終節を迎える。「このままでは終われない」(山口)。最後の試合で紺グレとしての意地を見せる。

同志社大学と関西大学、今季の最終戦は、11月25日(日)午後2:00から、J SPORTS 3で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:於保いちこ/撮影:上野孝輔、酒井華奈(同志社スポーツアトム)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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