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ラグビー コラム 2018年11月2日

開幕3連敗の同志社、ライバルとの「同立戦」に挑む。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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トライするFL中尾泰星

11月4日(日)、午後2時よりヤンマーフィールド長居(大阪府)にて、関西大学ラグビーAリーグ第4節、同志社大学vs.立命館大学の試合が行われる。

先日、関西学院大学に敗れ、黒星を3つをつけた同志社はもう後がない。対して3連勝中の立命館は、この試合に勝てば大学選手権への道が大きく開かれる。対照的な2校の激しい戦いが予想される。

両校のAリーグの戦歴は過去9試合で同志社が6勝3敗、今年に入り公式戦と練習試合はともに同志社が負けなしだ。

春季リーグではお互い守備の固まらない状態で、後半途中まで混戦が続いていたが、アンストラクチャー状態からのトライや独走トライなど同志社が連続で得点し、最後に突き放した結果となった。今回も混戦となるのか、前半からどちらかが突き放すのか、最初の入りに注目だ。

立命館は昨年開幕3連敗から、その後4連勝して関西リーグ3位となり、大学選手権への切符を獲得している。

大学選手権では初戦で慶應義塾大学と対戦し、101点もの失点で敗れ悔しい結果に終わった。今年は主将FL(フランカー)古川聖人を中心に全国ベスト8を目指す。

開幕から関西大学、近畿大学に対し、2トライ以上の差をつけて勝利し、大阪体育大学に対しては、71-12としっかりと得点を重ね3連勝。ここでもう1つ星を取り勢いをつけたいところだろう。

FW(フォワード)を中心とした攻撃的なディフェンスでボールを奪い、BK(バックス)に繋げる展開でトライを狙う。

注目はやはり代表経験も多く持つ古川だ。高校時代、東福岡で主将を務め全国優勝へ導いた男が大学でも主将としてチームを先導する。

昨年は右膝の負傷で公式戦に出場することはなかったが、今年の夏合宿から復帰しチームに合流した。リハビリ中にフィジカル強化に努めた古川のディフェンスは固い。

BKでは同志社でも指導経験のある大西将太郎をBKコーチに迎え、アタックの強化を図った。1年生であるSH(スクラムハーフ)平尾剛士のテンポの良い球出しがチームの攻撃を加速させる。

一方、同志社は先日の関西学院戦では、ロスタイムで失点を許し逆転負け。0勝3敗と自力での大学選手権の可能性はなくなり、残る4戦全勝が最低条件となった。

立命館のディフェンスに同志社の展開ラグビーをどこまで発揮できるかが勝敗の鍵となる。

立命のディフェンスを突破する永富

注目は高校時代に東福岡で古川とともにプレーし、全国優勝に貢献した副将CTB(センター)永富晨太郎。他選手も認めるラグビー理解度の高さを生かした的確なパス回しとキック、突破力が強みだ。

永富の攻撃で立命館のディフェンスラインに風穴を開け、アタックの突破口を作る。FWでは同じく副将のHO(フッカー)平川隼也に期待だ。

ラインアウトは安定しており、スクラムも毎試合手応えは感じている。セットプレーだけでなく、力強いアタックで自らも得点源となってチームを盛り上げる。

ここまで3試合、いずれも同志社のミスからの失点が目立った。今回も相手は連勝中で勢いに乗るチームだけに、自分たちのちょっとしたミスから流れを掴まれかねない。

しかし、気持ちを入れ替えて一から戦いに臨む同志社の底力は底知れない。実力をしっかりと試合で出すことができれば、大量得点も期待できるだろう。

同志社大学と立命館大学、伝統の「同立戦」は、11月4日(日)午後2:00から、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:於保いちこ/撮影:酒井華奈、高里陽太(同志社スポーツアトム)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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