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ラグビー コラム 2018年4月27日

明治、初戦で王者・帝京といきなり激突。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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ラグビー関東大学春季大会が開幕した。明治大学は4月30日(月)に帝京大学戦を札幌ドームで迎える。今シーズンを占う大事な初戦は王者との一戦。早くも昨季のリベンジマッチとなった。

全国大学選手権で19年ぶりの決勝進出となった昨季。王者の牙城に迫ったが帝京大学相手に20-21で惜敗。悔し涙を流した。新たなチームは田中澄憲新監督の下、SH(スクラムハーフ)福田健太主将(法4=茗溪学園)を中心に頂点を目指す。

福田がチームを動かす

22年間日本一から遠ざかっている明治大学。優勝のみが期待される今シーズン、主将に選ばれたのは福田。1年次から紫紺に袖を通し、不動のSH(スクラムハーフ)としてチームをけん引してきた。

「ずっとグラウンドに立ち続けていることは本当にすごい」(田中監督)と首脳陣からの信頼も厚い。昨季決勝の帝京大学戦ではブレイクダウンから飛び出しトライを決めるなど、頭脳プレーのみならず、強気のプレーが光る。

「声でもプレーでも引っ張るキャプテンになる」(福田)。主将という役割は常にグラウンドの中心に立っていた彼だからこそできるものだ。

また、新たな改革として、今季は副将を置かず7人のリーダー陣が主将を支える。これまで副将を置くと、主将と副将で完結する傾向があった。

しかし、リーダーを増やしたことにより、最上級生がラグビーに関することだけでなく私生活のことまで把握し、全員がチームとして関わっているという意識が強くなった。

FW(フォワード)リーダーとして選ばれたのはPR(プロップ)齊藤剣(政経4=能代工)、PR祝原涼介(情コミ4=桐蔭学園)、FL(フランカー)井上遼(政経4=報徳学園)、LO(ロック)土井暉仁(政経4=常翔学園)。

これまでも中心選手として活躍してきたこの4人を中心に、紫紺の代名詞でもある「重戦車」は今季も健在であることを証明する。

BK(バックス)リーダーにはSO(スタンドオフ)松尾将太郎(商4=東福岡)、忽那鐘太(文4=石見智翠館)、FB(フルバック)高橋汰地(政経4=常翔学園)が選ばれた。実力はもちろん、キャプテンシーも兼ね備えた3人が後方から支える体制となった。

セブンスでは連覇を果たした

「4年生はチームを引っ張っていってほしい」(田中監督)。新しい試みの中には全員に争ってほしいという期待も込められている。

「FWだったら、俺がFWを引っ張るんだっていうわがままさも持っていていい」(田中監督)。タレント揃いとも評される今季。最高学年の強さがチームを左右する。

「優勝まで残り2点の課題が残された」(福田)。新チームのスローガンは「Exceed」。昨季の成績を超えることはもちろん、練習の段階で昨日の自分を超えるという意味も含まれている。王座奪還へ一日一日の成長がカギとなる。

オフシーズンにはフィットネスを重点的に強化し、シドニー大学やイエール大学との国際交流マッチでは外国人選手対策として収穫を得た。

「春は結果も求めていく」(福田)というチームも東日本セブンズ選手権(4月15日)では連覇を達成。早くも一つ結果を残した。悲願の大学日本一に向けての挑戦は始まった。最初で最大のヤマ場・帝京大学戦に勝利し、春を制して見せる。

昨季の大学選手権決勝と同じカードとなった、春季大会初戦の明治大学vs.帝京大学は、4月30日(月・祝)午後1:00からJ SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文/写真:鈴木貴裕(明大スポーツ)

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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