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※写真はイメージです。本文とは関係ありません。
明けましておめでとうございます。
と、
この年頭の挨拶から新たな年の初めを祝う元旦に一瞬にして災害に見舞われてしまった地域の皆さんには、お見舞い、命を落としてしまった方へのお悔やみを申し上げなくてはならない2024年の始まりとなってしまいました。
そして、翌日には羽田空港の滑走路上で飛行機同士が衝突するという惨事が発生。その日の夕方のニュースでアクシデントの映像が映し出された際、着陸してきた旅客機が何かに衝突したかと思いました。しかし、それが滑走路上にいた飛行機と分かり愕然。
国際的に認証されている管制システムの下で安全に運用されているのが空港であると信じていたのですが、元管制官や旅客機の元機長のコメントを聞き、曖昧さと不確定な部分があることがわかり、それにも驚きを禁じ得なかった。最終的には、管制官も機長、搭乗員の視認が重要であるという。
どれだけ優秀な機材を用いてもそれを操り安全に運用するのは人間。どれだけ厳しいルールを確立してもそれを準拠するのは人間。
モータースポーツにこじ付けるわけではないけれど、今回の航空機の衝突事故は、モータースポーツになぞらえると単にコース上で2台のマシンが接触してしまったというアクシデントではなく、レース全体のコントロール、オーガナイズに重大な瑕疵があったということに匹敵すると考えます。
過去においては、モータースポーツの世界でも「なぜ!」と首を傾げるようなレースコントロール、オーガナイズがあった。しかし、改善されて現在に至っている。それでもアクシデントを完全に防ぐには至っていないけれど、これからも理知と叡智を注げば必ずやより安全性の高いモータースポーツが実現できると信じています。参加することも、観ることでも感動を呼び起こすことができる最高のスポーツであると信じています。競技として最後に賛美されるのはマシンをゴールまで導くドライバーであるけれど、その道程にはマシンを設計し、製造し、整備し、調整し、戦略を重ねて勝利を目指す多くのスタッフが居ることは忘れてはならない。他のスポーツと比べても、勝利に向けて尽力するスタッフの多さは、モータースポーツが群を抜いて多い。それだからこそ、たった一つの勝利の価値、それに対する喜びは大きいのだろうと思うのです。羽田のアクシデントで元旦に感じたことです。
今回の航空機事故でもお亡くなりになった方が出たことは大変残念で悲しいことです。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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