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サッカー フットサル コラム 2024年5月14日

『大西の壁』に『菊浪の1ミリ』。大宮アルディージャU18・丹野友輔監督が選手に問いかける勝負の本質 高円宮杯プレミアリーグEAST 大宮アルディージャU18×尚志高校マッチレビュー

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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大宮アルディージャU18・丹野友輔監督

それは3年ぶりに帰ってきたチームの指揮官として挑んだ、プレミアリーグ開幕戦の試合後だった。

大宮アルディージャU18を率いる丹野友輔監督は「選手は本当によく頑張ってくれましたけど、正直いろいろな意味での差が出てきているなと。それはクラブとしての差もそうですし、フロンターレさんとプリンスで戦っていた時は『これはもう無理だな。勝てないな』という印象はそこまでなかったですけど、そこから積み上げていったもので、これだけ変わってきていると。自分たちはちょっと弱まっているなとは感じたので、その差を埋めていかないといけないし、ここからどうにかしないといけないかなとは、今日試合をやってみて思いましたね」と厳しい表情で語る。川崎フロンターレU-18に1-4で敗れた90分間は、彼らにとって現在地を突き付けられるような厳しいレッスンだったことは間違いない。

以降も勝敗という意味では、決して望んだような成果は出ていない。開幕2試合で連敗を喫し、第3節の市立船橋高校戦で初勝利を手にしたものの、再び流通経済大柏高校と横浜FCユースに連敗。プレミアリーグの5試合を終えて、1勝4敗という数字が残った。

「どの試合でもシュート数が相手よりも下回っているのが現状なんですよ。だから、どれだけそのシュートに対してこだわりを持てるかというのは、トレーニングから意識していかないといけないですし、シュートをどれだけ打たれてもそれが枠から外れれば別にゴールにならないわけで、それをどれだけ徹底できるかですよね」

丹野監督が話したのはごくごくシンプルなこと。少ないシュートでゴールを奪い、多くシュートを打たれてもゴールを奪わせない。とりわけ守備面ではシュートブロックのトレーニングにも注力しているそうだ。

高円宮杯プレミアリーグ特集サイト

「GKコーチの江角(浩司)はU15でも一緒にやっていたんですけど、セットプレーのトレーニングで彼に去年も任せていたシュートブロックをやると、ゴール前で身体を張れる選手が増えるんですよ。ゲームの中で最後のシチュエーションで出るんです。それは青森山田さんで言うところの『ゴールを隠せ』ということなのかもしれないですけど、一番はシュートを打たせない、打たせたとしてもコースを外れるとか、みんなでゴールカバーするとか、そういう部分はちょっとずつちょっとずつ浸透してきているかなと思います」

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