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フィギュア スケート コラム 2025年3月27日

浅田真央 後編「MAO RINKから世界で活躍するようなスケーターを」 | フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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理想のアイスショーについて語る浅田さん

理想のアイスショーについて語る浅田さん

フィギュアスケートファンの“もっと選手の素顔を知りたい!”という熱い想いに応えるべくスタートした、「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」。元アイスダンサーであり世界を股にかけ活躍するコレオグラファー(振付師)宮本賢二が日本を代表するトップスケーターをゲストに迎えてお届けします。

今回のゲストは浅田真央さん。幼い頃から天大少女と呼ばれ、日本の女子フィギュアスケート界を牽引。今もなお多くのファンに愛されている浅田さんがスケートリンクをオープン。長年の夢だった「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」を舞台に、KENJIの部屋をお届けします。

ここでは番組の書き起こしコラムを全4回に分けてお届け。3回目は、自身がプロデュースするアイスショーの舞台裏や子どもたちからの質問に答えてくれました。

J SPORTS オンデマンド番組情報

滑るだけではない劇場型の「Everlasting33(エバーラスティング33)」

KENJI:そして去年の6月に開催したのが「Everlasting33(エバーラスティング33)」。特別なリンクをつくって、かなりびっくりするような劇場型のアイスショーでした。

浅田:サンクスツアーよりもさらに進化した姿を見せしたいですし、「BEYOND」よりもさらにいいものをという思いがありました。劇場でスケートショーをやりたいということではなく、「MAO RINK」が立川でつくられることになって、いろいろな施設を案内してもらっている時に、立川ステージガーデンのステージに上がらせてもらったんですね。「ここでは誰もやったことがない」と思って決めました。

KENJI:内容としてはオーケストラの生演奏を入れたり、エアリアルがあったり。以前から習っていたタップダンスも取り入れていたよね。

浅田:そうですね。タップダンスもすごく好きで、趣味でやっていたんです。せっかくの舞台ですし、普通のスケートだけじゃなくて、ひとつのエンターテインメントの世界観を表現するのに、タップダンスとエアリアルを入れました。劇場なので、吊るしもできますし。滑るだけじゃない要素を取り入れたかったのはあります。

KENJI:それを真央ちゃんが全部まとめると思うんだけど、大変なことはなかったの? たとえばメンバーに「どこまで言っていいのかな」とか。実際にぶつかることはあったの?

Everlasting33の様子

Everlasting33の様子

浅田:ありましたね。メンバーが11人。スケーターそれぞれ個性が強いので。それは良いところでもありましたし、「まあ、どうにかなるだろう」って思っていました。このショーを成功させるために、みんなでがんばってつくり上げた感じです。ただ、私もわかりやすいので「ちょっと思っていることがあるんだろうな」っていう行動は、ちょいちょい出していました(苦笑)。

KENJI:周りの人はオーラを察して「やばい。今日はしっかりやろうぜ」って(笑)。ちなみに、休みの日は何をしていますか。

浅田:休みの日は必ずオイルマッサージに行きます。

KENJI:「人と違う筋肉していますね」って言われたりする?

浅田:はい。いい筋肉で「ほぐすとすぐに柔らかくなる」って言われます。だから、ケガをそんなにしなかったのかなと思いました。トレーニングをしても。筋肉がもともとすごく柔らかいので良かったなって。

KENJI:浅田真央の謎をひとつ解明。筋肉が違う。

浅田:そうかもしれないです(笑)。

「MAO RINK」で子どもたちを教えたい

KENJI:プロスケーターとしての真央ちゃんの話を聞きましたけども、これからはキャリアの第3章。自分の名前がついたリンクで世界一のスケーターを育てることになるわけですね。

浅田:第1章はスケーターとして。第2章はプロスケーターとして、でした。第3章は、この「MAO RINK」で子どもたちを教えたいという目標があります。

KENJI:指導者としてってことですよね。みんなもここで、すごく楽しんで練習しているんじゃない?

浅田:「MAO RINK」はすごくハッピーな世界に溢れているので、私もすごく素敵な場所だなって思います。選手となったら厳しさももちろんあると思うんですけど、この「MAO RINK」から世界で活躍するようなスケーターが育ってくれたら、そんなにうれしいことはありません。

子どもたちから真央ちゃんへの質問

ターンはどうやって上手に滑れますか?

ターンはどうやって上手に滑れますか?

Q:ターンはどうやったら上手に滑れますか。

浅田:先生、ターンはどうやって滑りますか?

KENJI:ターンはね……アウトサイドとインサイドをしっかり認識して、自分が足の裏のどこに乗っているかをちゃんとわかればできますっていう話なんです。でも違う、違う。それを真央ちゃんが答えないと。

浅田:私も記憶がある時にはターンができていたので(苦笑)。コツとしては、ひねるって大切ですよね。今、先生がおっしゃっていたように、しっかりと足のインアウトを意識しながら上体をつけることが大切ですよね。

KENJI:体のひねりは大事かもしれないですね。

スポーツ選手にとって大切なことは?

スポーツ選手にとって大切なことは?

Q:スポーツ選手にとって大切なことは何ですか。

浅田:うーん。「好き」っていう気持ちじゃないかなと思います。もちろん大変なこともあったり、思うようにいかなかったり、技術に悩むことだったり。いろいろなことあると思うんですけど、自分が好きではじめた競技だからこそ好きじゃなかったらできないですし。どんなことがあっても「好き」っていう気持ちがあれば、続けられるんじゃないかなって思います。

KENJI:好きになれることをいっぱい探して。

浅田:そうですね。自分が熱中できるっていうのはすごく大切だと思います。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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