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WWE コラム 2020年1月26日

RAW#1392「ロリンズ、オートン、エッジ…スターの狂気を顕在化させるレッスルマニア36」

WWE 前回までのロウ&スマックダウン by J SPORTS 編集部
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バディ・マーフィー(左)とセス・ロリンズ

セス・ロリンズ率いるメサイア軍団は、いわば手負いの集団だ。虎の子のユニバーサル王座を失ったロリンズは一時自分を見失い、HHHをはじめ多くの先達に支えられながら復活を目指したが、ある日突然に誤った方向に覚醒。自らを”地上最高のレスラー”、 ”メサイア(救世主)”などと自称するようになり、団体のメインストリームから外れ、路頭に迷っていたAPOと合体、軍団を結成した。その後、対立するケビン・オーエンズ、サモア・ジョーとの抗争で劣勢となり、藁をもすがる思いで援護を要請した相手がバディ・マーフィーだ。マーフィーも当時は宿敵アリスター・ブラックと抗争を続けていたものの、シングル戦で3連敗。失意のあまり、リング下で呆然自失状態になっているところをロリンズに拾われた形だ。

こんなハグレ軍団が、1・20ウィチタ大会ではロウタッグ新王者(=ロリンズ&マーフィー)となり、オーエンズ軍団との抗争も優位に巻き返し、意気揚々と乗り込んだのが1・26ロイヤルランブルだ。しかし、現実は厳しく、メサイア軍団の勢いをもってしてもランブル戦を制することは出来なかったどころか、醜態寸前の無様な形での途中敗退となってしまう。明けた27日のサンアントニオ大会。心中は落胆しているはずだか、ここでもロリンズは強気の発言を繰り返す。「昨日のランブル戦で、俺は勝者のマッキンタイアに落とされたが、その前にケビン・オーエンズとサモア・ジョーを落としてやった。そして、その前週には“使徒”のマーフィーと共にロウタッグの新王者にもなった。今日は懲りない二人が俺たちのタッグ王座に挑戦してきたが、喜んで受けてやるよ。」ロリンズの上昇気流は今後も続くのか?不安と期待が渦巻く再起戦は、王座防衛戦として第4試合に組まれた。先発でジョーと対峙したロリンズだが、強烈なパンチを一発浴びると使徒のマーフィーにタッチ。以降は使徒が二人の巨漢を相手に孤軍奮闘することとなった(※メサイアは乱闘が始まっても、いの一番で避難するのが基本姿勢だ)。いかに上り調子のマーフィーと言えども、オーエンズ&ジョーを単独で制するのは無理があり、5分経過でロリンズに交代。

しかし、メサイアと使途がそろって超重量ダイブを食らうと、その後もDDT、スプラッシュ、パワーボムを次々に被弾し、復帰戦の勝利は風前の灯火に。しかし、メサイアを支える大いなる力が動き始めたのはその時だった。鮮やかな場外ダイブを決めたはずのジョーが、実は脳震盪の疑いがあり、CMブレイク中に強制退場。オーエンズ一人を相手に、二人がかりの乱戦に持ち込んだメサイアは持ち前の策士ぶりをフルに発揮する。エプロン上に倒れるオーエンズにストンプをトライするも自ら空砲とし、ならばとオーエンズがマーフィーに見舞おうとしたスタナーをメサイアが代わりに受けると、尻餅状態で無防備となったオーエンズをマーフィーが丸め込み、3カウント。奇跡の連携で、王座防衛を果たした。もはや、立ち上がるのがやっとの状態のメサイアだったが、難易度の高い連携技を見事にこなした使徒を称賛すると、いとおしそうに何度もハグを繰り返した。常軌を逸した選民主義に基づく過激なマイクと、そうした主義主張に見合わないヘタレた行動が目に付くものの、試合となれば想定外の戦術が実行できるこのコンビ。意外な長期政権を築くかもしれない。

ランディ・オートンが登場してエッジ(右)とハグを交わす

今大会の最終セグメントに登場したのはエッジ。アティテュード時代にクリスチャンとのタッグで人気を博したが、首の負傷が悪化し、2011年に現役引退。以後は俳優業に専念していたが、団体からの強い要請で復帰した模様。現地情報によれば、4大大会の出場義務で、期間は3年の契約だという。そのエッジが、9年ぶりの試合について感慨に耽っていると、ランディ・オートンが登場してエッジとハグを交わす。「お帰りエッジ。君は兄弟であり家族だ。もう一度俺とタッグを組んでみる気はないか?」と、“レイテッドRKO”の再結成を匂わす提案に、場内は「Yes!Yes!」の大合唱だ。思わず目を潤ますエッジだが、その直後に信じられない仕打ちを受けることに。

突然豹変したオートンは、エッジの古傷を労わることもなく、遠慮なしの強烈なRKOを炸裂させると、さらにパイプ椅子で滅多打ちだ。ピクリとも動かず悶絶するエッジをオートンが無言で見下ろすという、これ以上ないくらいに後味の悪いラストカットを残し、番組は終わる。年に一度の祭典にかけるスターの意欲、執念は、普段はしまい込んだ強欲、残虐さをいとも簡単に解き放つ・・・こうしたスーパースターズの様々な想いを乗せて船出した「4・5レッスルマニア36」。荒波を乗り越え、栄光の頂点に達するのはどのスターか?

J SPORTS編集部

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