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WWE コラム 2019年12月6日

RAW#1384「強キャラ・アスカがベッキー、シャーロットの勢力争いに割り込み、微妙な三角関係に??」

WWE 前回までのロウ&スマックダウン by J SPORTS 編集部
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11・24サバイバーシリーズ(SvS)で、SD女王ベイリー、NXT女王シェイナ・ベイズラーとのトリプルスレットマッチを乗り切り、次なるターゲットに照準を定めるロウ女王ベッキー・リンチだが、標的の最右翼であるアスカがシャーロットとの抗争に専心していることで、一人、蚊帳の外に取り残されている。「私は次のPPVで試合をしたいし、駐車場で戦う準備だって出来ているのに、ここのところ試合がない。私の試合はユニバースが観るに値するものだと思うけれどな。」“安っぽい喧嘩には乗らない”超雄にしては、珍しく挑発的なコメントが向けられた先こそが、アスカの首だ。「私には、最後に取り立てなければいけない借りがあるんだ。」リンチが主張するように、昨年を通じて繰り広げられたSD女子王座をめぐる抗争に終止符を打ったのは、「ロイヤルランブル2019」でのアスカとの王座戦だ。

アスカ

その試合でリンチは、当時アスカが必殺の武器としていたアスカロックをさらにバージョンアップさせた「リバース式(ブリッジによる)」で、一本負けを喫した。しかし、リンチ自身はメインのランブル本戦で奇跡の優勝を飾り、現在に至る大躍進につなげるわけだが、この1年間はアスカとの接点がなく、屈辱的な敗北の借りを未だ返せていない状況だ。 当のアスカは、カブキウォリアーズの人気がようやく定着し、SvSでは5対5対抗戦にカイリ・セインと共に出場。チームメイトのシャーロットとタッチワークで揉めて毒霧を吹きつけ、戦犯の一人として悪目立ちするなど、今なお商品価値を維持している。さらにその翌日のロウ・シカゴ大会で組まれたシングル戦では、もはや定番となった毒霧でシャーロットを一蹴。連日にわたり顔面を緑に染められたシャーロットは逆鱗のあまり、カイリを含めた2対1での決着戦を要求するに至る。それに対する運営の回答が、今大会(12・2ナッシュビル大会)の第7試合に組まれた、シャーロット対カブキのハンディキャップ戦だ。 「姐さん、先週もウチら余裕勝ちでしたね~」「誰や思うてんねん、わしらをよぉ。シャーロット?はぁ~?ウチら全然勝てるし、アホか。無理無理無理無理!」言葉を全く理解できず、戸惑うインタビュアーを無視してお下劣な日本語でまくし立てるカブキだが、試合は予想を上回る熱戦となった。ゴング前のカブキの奇襲から始まり、シャーロットの反撃、中盤のアスカ対シャロのガチ対決、そして終盤に二人のツープラトンで蹂躙される“ドM”のシャーロットと、15分超の長丁場をまったく飽きさせない試合運びは、構成力に秀でた両者であればこそだろう。もちろん、身長160cmのアスカが180cm近いシャーロットと互角にやり合える裏には、それなりの理由がある。アスカの体幹力だ。 シャーロットの驚異的なパワーを切り返す打撃技に加え、日本時代、柔術の乱取りを練習に取り入れていたアスカの体幹は、総合格闘技出身者に迫るものだ。その体幹に支えられた組み力やジャーマンをはじめとする投げ技の「見栄えの良さ」が、シャーロットの独り舞台を許さず、試合としてスイングさせている秘訣となっている。巡業の多いWWEスターのトレーニングはジムトレが中心で、マット練習やスパーリングをする機会はほとんどなく、体幹系の維持が困難な状況だ。


それに比べ、いわゆる「打・倒・極」から毒霧まで、あらゆる対戦相手に対処できるアスカのスキルは、強さの象徴“U系女子”としても完成の域に達している。もし仮にアスカとリンチの再戦が組まれた場合、もはや団体のトップと呼んでもよい超雄にとっては、勝敗の如何にかかわらず「強さ」で圧倒しなければ本当の意味でのリベンジを果たしたことにはならないだろう。それを踏まえての再戦要求に踏み切ったリンチの勝算は、どれほどのものなのか? 結局、今大会でのハンデ戦を制したのは、頭脳プレーを最大限に活かしたアスカ&セインだ(決着の詳細は字幕版で)。これにより、ロウ女子王座をめぐる覇権争いは、アスカへのリベンジを賭けてリンチ、シャーロットの2トップがしのぎを削る奇妙な展開となった。次なる対戦はどのような組み合わせとなるのか。こうした思わぬ“三角関係”が、WWE女子戦線のレベルを望外に押し上げている。

J SPORTS編集部

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