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レッスルマニア35以来、およそ4か月ぶりの復帰となった8月12日のRAWトロント大会で、彼女はヒールターンした。イメージもパープルからブルーに代え、どこかクールビューティを演出する。左肩を脱臼しているナタリアに平手打ちを見舞い、救援に駆け付けたベッキー・リンチをもパイプ椅子で叩きのめす。その憎々し気な表情にドキッとした。
二週間後のニューオリンズ大会ではなおさらだった。必殺パンク・ステートメントでナタリアを絞めつけながら、冷たい笑みを浮かべている。まるで、ひとを痛めつけることを楽しんでいるかのようだった。ナイスな表現力。
10月6日の「ヘル・イン・ア・セル」でも大健闘した。王者ベッキー・リンチに惜しくも敗れ、RAW女子王座復帰は叶わなかったものの、あの細身で多くの技を正面から受け、なおかつ試合を組み立てていたのは終始サーシャ・バンクスだった印象が強い。当然、タイトル奪還近しかと……。
WWEドラフトの結果、10月からSMACKDAWNに移籍した。同じヒールのベイリーが王者であるため、サーシャ・バンクスの立場は微妙になってきた。まさか短期間でベビーフェイスに逆戻り? いやいやサーシャ・バンクスのクールビューティは、ヒールの方がよく似合う。盟友ベイリーにケンカを売り、ヒール同士でSMACKDAWN女子王座を争うプランも悪くない。
文:粕谷秀樹
粕谷 秀樹
ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。
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