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SD#1050「新王者レスナーに天敵ベラスケス出現!FOX版SDのプレミアム路線とは・・・?」
WWE 前回までのロウ&スマックダウン by J SPORTS 編集部 010・5ロサンゼルス大会は、米地上波局「FOX」への移行と「スマックダウン(SD)」放送開始20周年を祝う記念すべき大会。「ようこそ、フライデー・ナイト・スマックダウンへ!」ビンス&ステファニーが高らかに開会宣言すると、続いてザ・ロックとベッキー・リンチによる、” キング・コービンいじり倒し”の前説もあり、大盛況のうちに番組最初のセグメントを締める。その後も、ブルー一色の入場ゲートに備えられたパイロ(火薬装置など)の火花が飛び散る中、次々と現れるスターと豪華ゲストの共演は、まるで紺碧の空に一条の光が差し込むように、新生スマックダウンの輝かしい未来を予感させた。
しかし、こうしたWWEにはふさわしくない予定調和の空気をぶち壊したのが、衝撃の最終セグメントだ。WWE王座に挑んだブロック・レスナーは、ゴングとほぼ同時に放ったF5でコフィ・キングストンを瞬殺。場内を騒然とさせた。これくらいは当然、と言わんばかりに笑顔を見せるレスナーだが、直後に表情を一変させる出来事が起こる。タイタントロンに流れるレイ・ミステリオのマスクをバックに、浮かび上がる二つの影。一人はミステリオ。とすれば、並んで歩いてくる精悍な大男は、誰しも父の仇討ちに立ち上がった息子のドミニクだと錯覚したはず。「え?ドミニク?髪を切ったんですか?」番組の副音声で実況中の浅越ゴエ、ハリウッドザコシショウ、斎藤文彦の各氏も父子の復讐劇を前提にしながら、あまりに雰囲気の変わった” ドミニク”に困惑を隠せない様子。しかしレスナーだけは、その男がかつて自分に土をつけた天敵であることにいち早く気づき、臨戦態勢をとっていた。男の名はケイン・べラスケス。2010年10月23日、当時、総合格闘技で世界の頂点に立っていたレスナーを、回転の速いパンチの連打で王座から引きずり下ろした元UFCヘビー級王者だ。今年8月にはメキシコAAAで、マスクマンとしてプロレスデビュー。フランケンシュタイナーもこなすなど抜群の身体能力を活かしつつ、スープレックスと関節技でフィニッシュにつなげるオールラウンドなファイトスタイルを身に着けている。
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