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WWE コラム 2019年9月19日

RAW#1372「10年ぶりのロウMSG大会で、ストーン・コールド再び降臨!」

WWE 前回までのロウ&スマックダウン by J SPORTS 編集部
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セス・ロリンズ
9・9MSG大会のメインである10人タッグ戦。AJスタイルズのフェノメナル・フォアアームをかわしたセドリック・アレキサンダーが、ランバーチェックを決めて3カウントを奪った。その瞬間、大殊勲を祝うかのように飛び出してきたのはストーン・コールド・スティーブ・オースチン。勝者となったセス・ロリンズ、ストローマン、バイキング・レイダースらに缶ビールを手渡すと、派手なスプラッシュで乾杯する。

9・15「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ(COC)」でストローマンとの大一番(ユニバーサル王座防衛戦)を控えたロリンズは、のどを鳴らして一気に飲み干した。エンディングを、ある意味では試合以上にスペクタクルな映像へとバージョンアップさせているオースチンの存在感はどうだ。

彼のセリフの一言、一言に観客は熱狂し、豪快かつ繊細なムーブと一体になる。これほどのカリスマ性を発揮するスターが、世界にどれだけいるだろうか。もはや国境、ジャンルを超えた至高の瞬間を、すべてのWWEファンが分かち合う時、我々を「ユニバース(universe =宇宙、全人類)」と呼ぶ所以に気づくことになる。もちろん、オースチンの見せ場はこれだけではない。番組の冒頭、前述のユニバーサル王座戦の調印式に立会人として登場。コーナーでおなじみのポーズを決めると、のっけから缶ビールを一気飲みだ(立会人なのに)。ひとしきりMSGでの思い出話を一人語りした後にロリンズ、ストローマンを呼び寄せ、契約書へのサインを促す。今度こそつつがなく調印式が終わるかと思われたその瞬間、OCの面々が現れ、因縁をつけ始める。

ダラダラとリングに上がってからもクダを巻くAJに業を煮やしたオースチンは、無言でそっとテーブルをはける。ただならぬ気配に、珍しく動揺するAJに対し、「AJよ。お前がなぜここにいるのか知らないが、これからどうなるのかは知っている。」と、非情な一言を浴びせると、ロリンズとストローマンが飛び掛かる。

しかし、乱闘慣れしたOCが二人を分断し、勝ち誇った表情のAJに無言で近づいたオースチンは、スタナー一閃。AJはもんどり打って倒れる。WWEの抗争劇ではよくあるシーンと言えるし、ケビン・オーエンズのように、不条理劇の留飲を下げるスタナーの新たな使い手も現れたが、見せ場をそれらしく見せる間の取り方、ための作り方やセリフの言い回しなど、オースチンの表現力はケタ違いに群を抜く。この名場面を切り取るクリエイティブチームも、現場の緊張感を殺さぬよう細心の注意を払ったのか、オープニングからここまでをノーCMで一気に見せた。「息もつかせぬ」とは、こういう番組を指すのだろう。

こうして放送枠のすべてを占拠した印象の“オースチン再降臨”だが、現役のスターも奮闘している。9・15COCで王座戦を控えた女子の、通称“フォー・ホースウィメン”がタッグで激突した。ベッキー・リンチ&シャーロット・フレアー、サーシャ・バンクス&ベイリーの4人は、「ヨハネ黙示録の四騎士(フォー・ホースメン)」に例えられるだけの拮抗した戦いを見せたが、フィジカルで勝るシャーロットがベイリーにナチュラルセレクションを決めて消耗戦を制した。また、トリプルスレット戦となったキング・オブ・ザ・リング準決勝は、リコシェが巨漢相手に健闘。ジョーに630スプラッシュを決めてフォールを狙うが、コービンに足をすくわれ場外に。代わって横取りするようにリングに戻ったコービンはジョーを抑え込み、3カウント。

決勝でチャド・ゲイブルと雌雄を決することとなった。2009年11月以来およそ10年ぶりとなる、聖地MSGでのマンデーナイト・ロウは大成功に終わったが、今後のWWEはますますアグレッシブなプランを計画しているという。9・15COC終了後の10月4日(日本時間5日)に、スマックダウンの米地上波局「FOX」への移行、続いて翌週にはロウ/スマックダウンの今年2度目のシェイクアップ(人事改編)、さらには10月末に噂されるサウジアラビア興行など、ビッグビジネスにふさわしい大変革が待っている。WWEの一強状態が続く勢力地図は、ますます強固なものとなるに違いない。
J SPORTS編集部

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