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9月20日から25日までカタール・ドーハの地で開催されたWTTスターコンテンダーが閉幕した。今大会は、2021年から本格始動したWTT(World Table Tennis)構想の大会で、男女シングルスとダブルス、混合ダブルスの計5種目が行われた。中国勢が参加を見送った中、パリ五輪代表を狙う面々が参戦した日本勢が3種目で優勝を果たした。
早田ひな(日本生命)
女子シングルスでは、東京五輪ではリザーブ選手として参加した早田ひな(日本生命)が優勝を果たした。準々決勝では安藤みなみ(トップ名古屋)との日本人対決を制し、準決勝では田志希(チョンジヒ・韓国)にゲームカウント0-3から大逆転勝利を収め、決勝進出。決勝では世界ランキング15位のドゥ・ホイカン(中国香港)をゲームカウント4-1で沈め、見事女子シングルスのタイトルを獲得した。
早田ひな・戸上隼輔ペア
また早田は、戸上隼輔(明治大学)と組んだ混合ダブルスでも優勝し、今大会二冠を達成している。戸上と早田は初のペアリングながら、全日本選手権一般シングルス3位に輝いたこともある戸上の快速両ハンドドライブと、早田の男子顔負けのパワードライブが噛み合っての戴冠となった。試合後、早田は自身のSNSで「アジア選手権でも組ませて頂くのでまた良い結果が出せるよう自分たちのペースで頑張ります」と、28日から開幕するアジア選手権へ意気込みを綴った。
長崎美柚・安藤みなみペア
女子ダブルスでも日本の長崎(正しくは山に竒)美柚(日本生命)/安藤みなみペアが優勝を掴み取った。長崎は、2019年にグランドファイナル女子ダブルス(ペア:木原美悠)で中国ペアを下し優勝したこともあるダブルスの名手で、チキータや力強いドライブを武器としている。また、安藤も前陣での強烈なスマッシュとバックの異質ラバーの変化を持ち味とし、Tリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋ではシングルス・ダブルスで2点起用されるなどダブルス力には定評がある。長崎/安藤ペアは、今大会1回戦こそ1ゲームを落としたものの、そこから決勝までは1ゲームも落とさず、表彰台の頂点へと駆け上がった。
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