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卓球 コラム 2020年3月16日

水谷隼/伊藤美誠ペアの「金」を予感させる優勝と中国選手の勝負強さ。ITTF卓球ワールドツアー カタールオープン

卓球レポート by 照井 雄太
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写真:混合ダブルス優勝の水谷隼/伊藤美誠組

第25回目の開催となったカタールオープン。昔からレベル、賞金額ともに卓球界ではトップクラスで知られる大会である。

今回は世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、試合後の対戦相手、審判との握手を禁止。ボールパーソンを置き、複数のボールを使用するのではなく、1球のみを使用する形での試合となった。

また、中国選手団は2月2日に終了したドイツオープン後、中国へは帰国せずに、カタール・ドーハで約1か月の集合訓練を行っての参戦。このように、通常のワールドツアーとは、異なる状況で開催された。

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写真:女子シングルスでも準優勝の伊藤美誠

結果としては全5種目中、中国が4種目で優勝。混合ダブルスでは、水谷隼/伊藤美誠が、決勝で王楚欽/孫穎莎(中国)を破り、嬉しい今シーズン初優勝。

前陣で男子のボールにも対応できる伊藤と、中陣からアグレッシブに攻める水谷。互いの特徴が活かされ、東京五輪金メダルの可能性を十分に感じさせるナイスプレーの連続であった。

日本勢では伊藤美誠の活躍が際立った。準決勝ではリオ五輪王者の丁寧(中国)にゲームカウント4-0で勝利。しかも3ゲーム目は衝撃の11-0だ。

「日本選手が、世界王者の中国選手相手にラブゲームをするなんて…。正直こんな日が来るなんて夢にも思わなかった」という私と同じ感想を持った卓球ファンがほとんどであろう。

久し振りに伊藤美誠の試合をじっくり見たのだが、ヒラヒラとラケットを揺らしながら構えて出すアップダウンサーブ。足をクネクネさせてから、ポンポンと軽くジャンプしてから動き出すレシーブ。この動作は、他の選手には無くとてもユニークである。

ラリー中ではラケットを前後左右上下に動かし、様々な打法、回転、スピードで、ボールを繰り出す。そして、実に機敏に動くのだ。これは、1990年代に最強だった元世界王者のトウ亜萍(トウは「登」偏に「おおざと」/中国)を彷彿とさせる。

彼女の試合を見る度、技術力の高さ、試合中のメンタルコントロールに驚かされる。本当にすごい選手だ。

しかし、決勝では陳夢(中国)に1-4で敗れ惜しくも準優勝。これで陳夢に対しては、通算0勝4敗となった。

この試合では、伊藤が勝負に行った場面でのミスが数本あり、逆に陳夢は勝負どころを攻め切った。この勝負どころを絶対に逃さない部分が、中国選手と他の選手との差である。

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