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下は小学生から、上は90歳代までが、戦う卓球大会がある。
それが「東京卓球選手権大会(TOKYO OPEN)」だ。
第71回目となる今回は、2部に分かれて開催。3月11日~13日にジュニア・カデットの部がSUBARU総合スポーツセンターで、3月22~24日には一般シングルス・ダブルス・年代別の部が駒沢体育館/駒沢屋内球技場で開催された。
男女のシングルスやダブルス、年代別に分かれての戦いは実に29種目に渡り、全国47都道府県の代表選手、海外からの招待選手も含め総勢約2,300名に及ぶ、大規模な国際オープン大会だ。
その中でも、90歳代の参加選手が年々増えているというのも、「卓球=生涯スポーツ」を実証している。
年代、選手数、参加地域とバラエティに富んでいるこのTOKYO OPENで、あらに特徴的なのが「ショービズの部」だろう。三遊亭小遊三選手(落語家・らぐご卓球クラブ)をはじめとする、文化&芸能界の卓球プレイヤーが頂点を決める部門で、皆さん「ガチ」で戦うのだ。
今回の注目選手は、元テレビ東京アナウンサーの大橋未歩選手(フリーアナウンサー・TEAMパラ卓球)だ。仕事の企画でパラ卓球に携わることになり、「実際に自分でやってみなくては!」と一念発起、なんと1か月前から猛特訓を開始して、今大会への出場となった。予選リーグ敗退となってしまったが、食らいつくプレーは今後が楽しみだ。試合後には「今後の目標は一勝! これからはマイクをラケットに(笑)」と語ってくれた。
さて、気になる結果の方は、これまで3連覇中の四元奈生美選手(タレント/スポーツウェアデザイナー・ホリプロ)が4連覇を目指したが、準決勝で福場俊策選手(俳優・MSエンタテインメント)に敗れ、連覇は叶わなかった。福場選手はそのままの勢いで優勝。第4回目の「TOKYO OPEN ショービズの部」王者となった。
見どころ満載の「TOKYO OPEN」、来年はぜひ会場に足を運んで「卓球熱」を感じてもらいたい。
杉山友輝・記事/袖山雄希・撮影(J SPORTS)
杉山友輝(J SPORTSプロデューサー)
若手のADを見るとすぐに「メシくってるか?」という昭和臭いプロデューサー。担当競技は卓球・ラリー・ゴルフ。毎日自らで作ったカスピ海ヨーグルトを食べるのが健康法。ニックネームはスギP。
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