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サッカー フットサル コラム 2021年6月8日

機能不全に陥った日本代表。いきなり控え組を大量起用した森保監督の采配に「?」

後藤健生コラム by 後藤 健生
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ボランチでは橋本と川辺駿がテスト起用された。

今や日本代表でも絶対の存在となっている遠藤航はオーバーエイジの1人としてU-24代表に加わっており、田中碧もU-24代表。そして、それに次ぐ存在というべき守田英正はベンチだった。

タジキスタン戦の前々日にはU-24代表がU-24ガーナ代表と戦って6対0と大勝した。そして、この時に見せた遠藤と田中のボランチの出来は出色のものだった。最初は田中にボールが回ってこない場面も多かったが、時間が経過すると同時に周囲のオーバーエイジの選手たちも田中を完全に信頼しボールを集めるようになって、遠藤が奪い切ったボールを田中が鋭いボールで前線に付けるというコンビネーションが出来上がった。

その遠藤・田中コンビを見た後だったこともあって、橋本、川辺のプレーはいかにも遅く見えたし、また2人の役割分担も明確ではなかった。

もっとも、タジキスタン戦で先発起用された選手たちも気の毒ではあった。

たとえば、橋本と川辺の2人は一緒にプレーするのはこの試合が初めてのはず。互いの特徴も考えていることも分からず、手探り状態だったのだろう。

また、代表経験の少ない選手にとっては、やはりワールドカップ予選のプレッシャーというものもあっただろう。

相手のタジキスタンは、たとえばJ1リーグのチームより戦力は落ちる。だから、Jリーグでやっている程度のプレーを発揮することができればいいのだが、やはり代表でのプレーということになると、精神的な重圧もあるだろう。

試合後のオンラインによる記者会見で森保一監督は「パフォーマンスの低調さ」について問われて「私が原因だ」と語った。「メンバーをたくさん変えたから」と。

そう、森保監督はなぜこれだけ大幅なメンバー交代を行ったのだろうか。僕も疑問に思う。

先日のミャンマー戦あるいはU-24日本代表との“兄弟対決”でも森保監督はいわゆるベストメンバーを起用した。それなのに、予選の中で最も「骨のある相手」タジキスタン戦でどうしてあれだけ経験の少ない選手を使ったのか。

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