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サッカー フットサル コラム 2021年4月8日

【サッカー】青森山田、松木玖生が挑む集大成の1年(NEXT TEENS FILE|高円宮杯)

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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高円宮杯 プレミアリーグ2021 EAST 第4節 横浜F・マリノスユース vs 青森山田

青森山田 松木 玖生 主将 インタビュー 高円宮杯 プレミアリーグ2021

「シュートレンジだったので、右足を思い切って振ってみようと思って、振った結果がああいうシュートに繋がったので良かったです。思い通りに行き過ぎてビックリしました。ちょっと自分を褒めたいです(笑)」。今年の自身に課している“ゴール”という結果を、オープニングマッチから叩き出してみせる。

ただ、PK失敗には悔しさを露わに。4-0で勝利した試合終了直後、「あー!」と声を上げながらベンチに座り込み、天を仰ぐ姿が印象的だった。「メチャメチャ悔しいです。なかなか外すことはないので、(PKを獲ってくれた)名須川(真光)に申し訳ないです。キーパーが大きく見えてしまったかなと。次、決めます。」。明確な課題も新たに持ち帰り、それも今までと同様に自身を高める材料に変えていくはずだ。

室蘭から単身で飛び込んだ中学時代から数えれば、6年目となる今年は青森山田で過ごすラストイヤーであり、集大成の1年。大切な仲間と過ごす時間も限られていることは、もう十分過ぎるほどにわかっている。開幕戦でも渡邊星来がゴールを決めた時も、田澤夢積がゴールを決めた時も、あるいは自分の得点以上に笑顔で喜ぶ姿が印象的だった。

「ここから『今年のチームも強いんだぞ』『優勝できるんだぞ』という所を見せ付けていけたらいいなとは思います。だから、個人的な目標はチームに一番貢献して、チーム自体を優勝させることですね」。

求道者のような雰囲気を纏いながら、まだあどけない笑顔も浮かべる17歳。松木玖生の2021年から目が離せない。

文 土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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