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サッカー フットサル コラム 2021年4月8日

【サッカー】青森山田、松木玖生が挑む集大成の1年(NEXT TEENS FILE|高円宮杯)

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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青森山田 松木玖生

初めて会った時から、その印象はほとんど変わらない。ずっと、ずっと、前だけを見て、自分の進むべき道を力強く歩んでいく様子は、さながら武士のような佇まいのように感じることもある。「キャプテンとして、チームをプレミアリーグで優勝できるレベルまで持っていけるかというのが、チーム的にも求められるところだと思うので、そこはやっていかなければならない所ですし、個人的にはゴールという面で凄く貪欲に狙っていかないといけないと思っています」。青森山田の10番にして、キャプテン。松木玖生が纏う風格は、既に高校生のそれではない。

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「スタメンで出ている以上は自分もチームのリーダーとしてやっていかないといけないですし、山田は全員がリーダーシップを取ってやるチームだと思うので、1年目とかそういうのは関係なくやっています」。この発言は2年前の4月。まだ高校に入学して1か月も経っていない、松木が発したものである。

率直に言って、驚いた。全国屈指の強豪校で、1年生からスタメンを確保していることだけでも驚異的なのに、もうリーダーとしてチームを牽引していく覚悟を口にする。「とんでもない15歳が出てきたな」と、楽しみな気持ちと畏れのような気持ちを抱いたことを記憶している。

それから2年。キャプテンマークを託されるようになった今年も、チームに対するリーダーとしての態度は変わっていないが、心なしか試合の前後も、あるいは試合中も、笑顔が増えたように感じるのは気のせいだろうか。

「去年は前の方に安斎(颯馬)がいて、後ろに(宇野)禅斗がいて、その中で自分の役割というのがあまり確立できていなかったなと。そういう所では迷いがあったんですけど、3年生になってからは『もう本当に自由にゴール前に飛び込め』とは言われているので、得点も貪欲に狙えるのではないかなと思いますね」。

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ある意味で吹っ切れたようなプレーが際立つ。高円宮杯プレミアリーグEASTの開幕戦。浦和レッズユースと対峙した一戦では、前半44分にミドルレンジから利き足とは逆の右足でシュートにトライ。濡れた芝生を滑ったボールは、ゴールネット右スミへ鮮やかに吸い込まれた。

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