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サッカー フットサル コラム 2021年4月6日

【高円宮杯プレミアリーグEAST 浦和レッドダイヤモンズユース×青森山田高校レビュー】 青森山田が誇る強力2トップ。名須川真光と渡邊星来の理想的なライバル関係

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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青森山田 FW渡邊星来

いきなりの2ゴール1アシストで、自身のプレミアデビュー戦を最高の結果で彩った渡邊星来は、満面の笑みを浮かべながらこう語る。「ナスとは『どっちかが決めないとね』という話をしていて、2トップだったので、『お互いの連携で、どっちでもいいから点を獲って、チームを勝たせよう』という話はしていました」。名須川真光と渡邊星来。青森山田高校が誇る今年の2トップ、とにかく強烈。

先にチームの中で頭角を現したのは渡邊だった。「セラは1年の時からトップチームに絡んでいて、悔しくて練習しました。自分は体を生かして、相手をうまく使ってシュートに行くプレースタイルですけど、アイツはボールタッチが上手いんですよね」。名須川の中にもスイッチが入る。

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一方、昨年度の高校選手権では名須川が一気に脚光を浴びた。1トップの定位置を掴み、全5試合にスタメン出場して3ゴール。全国の舞台で躍動する同級生の姿を見て、2試合に途中出場しただけの渡邊が、悔しい想いを抱えていたであろうことは想像に難くない。

迎えた今シーズン。青森山田は近年採用していた1トップではなく、2トップを採用している。それもこの異なる個性を有する2人のフォワードを生かすため。そんな首脳陣の期待に応えた一撃が、この試合のチーム2点目となったゴールだ。

前半35分。相手のギャップに潜った渡邊は、キャプテンの松木玖生から縦パスを受けると、すぐに“相方”の動きを察知する。「ターンしたらナスが見えたので、ナスに付けてもう1回もらって」ドリブルスタート。スライディングしてきたマーカーを、キックフェイントで華麗にかわしながら、そのまま右足でフィニッシュ。名須川と渡邊が見せた抜群の連携は、中央突破という青森山田の新たな武器を、多くの人に見せ付ける格好となった。

【ハイライト】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2021 第1節

浦和レッドダイヤモンズユース vs. 青森山田高校

この日はノーゴールに終わった名須川だが、最高学年となった今年はチームを牽引する自覚が高まってきているという。「選手権が終わるまでは『3年生について行こう』みたいな感じで、自信とか全然なかったんですけど、もう自分たちがやらないとどうしようもないし、自分の成長にも繋がらないという気持ちでやっています。安斎颯馬がいなくなってから、得点力に関してはだいぶ落ちたと思いますけど、そこで自分がその代わりというか、もっと上を目指して得点力をアップさせていかないと勝てなくなると思うので、そこは全部決める気持ちで行きたいと思います」。おそらく誰よりも、次節のゴールに気持ちを高めている。

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もちろん渡邊も、そんなチーム内のライバルに負けるつもりは毛頭ない。ハットトリックのチャンスを逃したことに触れて、「そこがまだ自分の課題だと思うので、『1本中の1本』が青森山田では言われていることで、自分でもまだそこにこだわれていないので、明日からまた『1本中の1本』にこだわっていけるように、努力していきたいと思います」と気を引き締める。

『1本中の1本』。ある意味で日本一を義務付けられた青森山田だからこそ、真実味を帯びるフレーズ。この“1本”を巡る名須川と渡邊の2トップは、間違いなく今年の高校サッカー界を席巻するはずだ。

文 土屋雅史

青森山田 渡邊 星来 選手 インタビュー 高円宮杯 プレミアリーグ2021

青森山田 渡邊 星来 選手 インタビュー 高円宮杯 プレミアリーグ2021

土屋 雅史

土屋 雅史

Jリーグ中継担当プロディーサーを経て、デイリーサッカーニュース Foot!を担当。

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